スズキ アルトワークス 「最高の玩具」のユーザーレビュー

最高の玩具

2019.1.6

総評

良くも悪くも吊るしで乗る車ではありません。
妙に座面の高い純正レカロ、スポーツにあるまじき下向きマフラー、アクセルペダルの位置の悪さ、AMラジオのような音質のオーディオ…挙げればキリがない。
しかし痒いところに手が届くアフターパーツが潤沢に用意されていますのでカスタムベースに最適です。軽自動車なのでパーツも財布に優しいし。

満足している点

エコエコEVEV煩いこのご時世によくやってくれた俺たちのスズキ！
エンジンやターボの効き具合こそ旧規格ワークスと比べて丸くなった印象ですが、その旧規格と変わらぬ車重が生み出す加速は現行の軽自動車だと間違いなくナンバーワンです。

10年前の若き日の私なら間違いなくMTを選んだところでしょうが今回はAGSです。
AGSならターボRSでいいじゃん安いし、と言われそうですが乗り比べればわかります、全く別物です。
AGSについては賛否両論ですが私は気に入っています。Dモード時の変速は擁護し難いものがありますがMモード時の変速はMTそのものですし（MTがベースなのだから当たり前か）巷で囁かれている変速時のトルク抜けも下手なMTの変速より短いですし、何よりクラッチレスなのが日々おっさん化の進む私にはとても有り難い。
これも当たり前ですがAGSのMモードが生み出すダイレクト感はまさにMTのそれで、軽スポーツ他2車種のCVTスポーツモードとは比較にもならず、ブリッピングまでが思うがままです。
もちろんレブに当たっても勝手にシフトアップしたりしませんし、アイストもMモードでは起動しないので快適そのものです。
惜しむらくはフロアシフトじゃないところ、Mモードをフルに楽しむにはシフトアダプターが必須アイテムです。
しかしこいつを普通のAT車だと思って購入すると高確率で後悔します、何度も言いますか挙動が
完全にMTなので…。

KYB製の足回りは硬い硬い言われていますが、しなやかで追従性のあるいい脚だと思います。峠を走るとコーナーでの粘りが少し足りない感じもしますが純正にしてはかなり引き締まっているので良し、です。

不満な点

特になし！ありがとうスズキ！

デザイン

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走行性能

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高剛性な車体と中低速寄りのトルクで1500ccのNA車と遜色ない走行性能。
赤信号からのスタート時は周りを置き去りに出来るレベルの加速です、まぁ軽自動車らしく70km/h辺りからがかったるいですが（笑）
フロントヘビーなFF車にも関わらずかなり素直なハンドリング、車重の軽さの賜物でしょうか。

乗り心地

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良くも悪くもスポーツカー、と言った感じ。
少なくとも隣に女の子を乗せて快適にドライブ……なんて乗り心地とは程遠いかと。
静寂性？何それ美味しいの？

積載性

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ベースがアルトなので文句なし。
そりゃハイトワゴンには及ばないけどそれでも積載性は十分です。
ましてや私のような独身には十二分（笑）

燃費

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峠をぶん回してリッター15〜17、大人しく乗れば20程度です。
いや、上出来過ぎるでしょ…。

価格

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故障経験