スズキ アルトワークス 「HA36Sワークス個人的評価」のユーザーレビュー

HA36Sワークス個人的評価

2016.4.1

総評

積載性、燃費、走行性能
走りのトータルバランスではS660に及ばないが車としてのトータルバランスでは圧勝。
値段も圧勝。

なおS660の上位グレードとワークスFFとの価格差は70万近い。同じ価格になるまでチューンしていいなら結果はお察しである。


15年ぶりの復活となったスズキの軽スポーツ。その速さ、楽しさをぜひ味わって欲しい。

満足している点

走行性能。
現行軽自動車最強のコストパフォーマンス。

不満な点

ドラポジ。座面が高かったりフットレストが無いなど。

デザイン

-

走行性能

-

大多数の軽自動車を置き去りにできる加速性能。
軽ハイトワゴンのスポーティグレードとかでは話にならず、同等の加速を実現できるのは旧世代の軽量ハイパワー車や現在では軽スポーツだけ。
2000回転を越えた辺りからブーストが立ち上がり、3000回転手前から怒涛の加速感を味わうことができる。
街乗り程度ならばブーストを掛けなくても車体が軽いため十分な動力性能である。

専用クロスミッションは通常のアルトのギア比をベースに繋がりを良くし、ファイナルをローギアード化して加速性能を高めているので高速道路はあまり得意ではない。
参考までにメーター読み100km/hでだいたい4000回転である。
7000まで回して180km/h出るか出ないかといったところ。
一速から三速までは非常に軽快な加速で、四速五速でも非力さは感じない。

クラッチは相変わらず微妙なミート。ミートの感覚は軽よりかスイスポに近い。

ブレーキは踏み込んで効かせるタイプ。初期制動は弱いので前に乗っていた車種によってはブレーキの利きがすごく弱く感じると思われる。
簡単に言えば、「え、こんなにブレーキ踏むの？」

ヒール&トゥはやりやすいと思う。が、シートポジションが高いのでなんとも。

シートはレカロSR-7がベースと思われる。固すぎず柔らかすぎず、ホールド性も良好。
シートリフターは無し。純正レールの上にレカロ用レール載せてる感じなので座面が非常に高い。
角度の問題で右足首が痛くなってくる。
リクライニングはレカロ製セミバケおなじみのおにぎり(無段階調整ダイヤル)なので満足いく場所に固定できる。

少しステアリング遠い。

シフトレバーの場所は良好。

サイドブレーキの位置は座面が上がった分相対的に下がっており遠め。
腕を伸ばした状態で握るとピッタリなくらい。
シートが大型なのでサイドブレーキの周辺は狭い。軽だから仕方ないね。

センターコンソールとクラッチペダルの間が狭く、足は下から入れるよう。
また、フットレストは存在しない。

乗り心地

-

KYB製ショックなので足は固め。
突き上げはあるものの過度ではない。

エンジン音が結構車内に入り込んでくるのでアイドリング時も聞こえてきます。
ブローオフ音はしっかり聞こえます。

積載性

-

必要十分。

燃費

-

慣らしで負荷掛けたり高速乗ったりしてますが19.4km/L。

価格

-

故障経験