スズキ アルト 「どちらの「楽」をとるかで評価は変わる」のユーザーレビュー

ぐらまん ぐらまんさん

スズキ アルト

グレード:E(MT_0.66) 2006年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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どちらの「楽」をとるかで評価は変わる

2019.10.20

総評
初めての車にしてマニュアル。初めのうちは四苦八苦して乗り回し、車の動き方、あるいは動かし方を学んだ。1年が過ぎ、回転合わせやシームレスシフトなどの特訓を積み、友人から「落ち着いて乗っていられる」と評価されるまでには成長したと自覚している。
ただ、やはり軽量なFFなのでμの低い所でのストレスは大きく、なおかつ、家族も運転できる車にしなくてはならないと学び、買い替えを検討中。
満足している点
・低燃費。インチアップした時の満タン法で最低19km/L。
・深く腰掛けたときのシートの縦方向のホールド性。
毛足が少し立っている生地も触り心地が好み。いつもクニクニして味わっている。
・思いの外しっかり回るK6A。
4000rpmあたりからドッカンターボのような加速感(あくまでも「感」だが)を味わえる。イグニッションレジスタ7番が付いていることによるものかは不明。
・クラッチが軽い。
・回転を合わせてシフトアップ/ダウンをしたときの素直さ(?)というか、テンポよく加速している感じが良い。
・後席の広さには感動。ドライバー自身が168cmなので、適正(ロールしても腕が伸び切らない)ポジションを取った場合には拳2つくらいの余裕が出る。
・4→3 のシフトダウン時に上手くブリッピングできると気持ちいい。
・カップホルダーが運転席側に1つ、助手席側の足元に1つあるのは助かる。後席用としてパーキングブレーキの後ろに折り畳めるホルダーがあり、満足。
不満な点
・何よりも先に電子スロットルの怠慢。
同じ加減で踏んでも、アクセル開度に差がある。信号待ちからの加速で何度もストールする。かといってアクセルを煽ってクラッチを減らしたりノックはさせたくないのでクラッチを切ってリセット。もしくは2にいれて誤魔化して半クラ。折角のMTなんだからワゴンRなどのワイヤードにして欲しかった。
・サスペンションのキャパ不足。
マンホールが少し突き出てるような所を通過すると、「ッダンダアン!」と言う具合に突き上げられる。加えて、気持ちよくコーナリングしているときにギャップに出くわすとタイヤ一本分外側へ膨らむ。それからフワフワが止まらない(CCB)。これは165/55のときも、155/65でもなるので、空気圧やバネ下重量のことを考えても、やはりダンパーの容量不足は否めない。
・ロードノイズマシマシ。
フロントからのエンジンノイズはMTであるため気にならない。
リア、特にトランク下のノイズが酷い。スペアタイヤと室内との間にはボール紙と薄手のフェルトが1枚ずつ挟まれているのみで、これがまたすぐボロボロになる。
・クラッチがどこで効くか分からない。
それが純正クラッチというものであり、それこそが利点なのだろうけど、履く靴によって感覚が変わるから大変。
・意外と右前方視界がよろしくない。
・リアダンパーの動きが渋い。
コンビニやスーパー等の入り口の段差なんかでは、リアが跳ねまわる。それに伴ってフロントが浮くので、ラリーマシンさながらな入場をすることが多々ある。
・左手でご飯を食べられない。
右手で食べ物を持って、左手でハンドルを握り、シフトノブに触れる際は食べ物を持ちながら右手をハンドルに添える。これがホント苦痛だし、危険。MTはスキマ時間を使わせてくれない(笑)
・雪道は最弱。新品のアシンメトリコだったけれどもフロント荷重が抜ける場面ではヒヤヒヤ。ひたすら2速発進してた記憶がある。
・ママさん車だからやたら煽られる。
こちとらMTだし155/65r14の持つコーナリング性能を持ってすれば楽勝でぶっちぎれるけど、わざとゆっくり走る。煽る方が悪い。なお、煽られた場合は路肩に寄せて「お先にどうぞ」。パワーがないからゆっくり走るのが1番。
デザイン

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走行性能

-

回すことを前提にしている660ccエンジン。マニュアルとの相性は非常に良く、4000rpm以上でやる気にさせてくれる。その一方で、下のトルクも十分にあり、平坦路であれば5速巡航はお手のもの。使い方としては、5で巡航、坂で4、登りきったところで5。
155/65r14を付けているためにギアがワイドになり、長い急勾配な坂では2と3が離れていることも起因して、どちらを使うか迷うことが頻発。そういった面でも学びの多い車。
乗り心地

-

35000kmで購入、その後20000km走り、先述のようなサスペンションの劣化を体感。14インチを履かせていることにより、アシの動きは悪くなるはずなので仕方ないが、パッソに乗ってしまうとこちらには乗りたくなくなる。突き上げはしっかり来るのに、ロールは大きいしふわふわは収まらないしで、片道50kmの通学路が結構疲れる。それでも電車には乗りたくないので誤魔化しながら乗っている。騒音については先述のとおり。
積載性

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緊急用の工具、ブースターケーブル、牽引ロープ、洗車グッズなんかをトランクに積んだらそれで満タン。
遠出は禁物。
タイヤは4本ちゃんと積める。
ロードバイク(Defy4)を積むには、フロントホイールを外し、ハンドルをグインとひねり、横にして突っ込むしかない。可能であれば、サドルも下げると余裕で出し入れしやすくなる。
燃費

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素晴らしい低燃費。
ただ燃料タンクが30Lと少ないため、一週間持たない。フルで使えば600kmは走れるのだが、どこでガス欠症状が出るか分からないし、残7LでEランプが点灯するので精神上よくない。
夏はエアコンONで17-18,OFFで19-23。
冬は18前後。
乗り方で何とか出来るのがmtの醍醐味の1つでもある。
価格

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故障経験
購入時からエアコンのガスが漏れていた。夏に自分でガス缶を買い、補充。
低回転時にドドるのでプラグを交換。
今のところはこんなもん。

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