スズキ アルト 「スゴイ!イースを燃費で超えた!が危険かも :  アルトエコ。JC08モード30.2㎞/L。  ハイブリッド専用の外装を持たなくても、フィットハイブリッ」のユーザーレビュー

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スズキ アルト

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評価

5

走行性能
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価格
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スゴイ!イースを燃費で超えた!が危険かも :  アルトエコ。JC08モード30.2㎞/L。  ハイブリッド専用の外装を持たなくても、フィットハイブリッ

2011.11.26

総評
スゴイ!イースを燃費で超えた!が危険かも
:
 アルトエコ。JC08モード30.2㎞/L。
 ハイブリッド専用の外装を持たなくても、フィットハイブリッドがあれだけ売れて、専用外装を持ったインサイトがあれだけ売れないのを見て、外装が素アルトとほぼ変わらないアルトエコ発進にゴ-サインを出したのだろう。
 マイナスな見方をすれば、外装を新設計する時間とコストを抑えたかった、とにかく早くイースの商品力を低めたかったということなのだろう。
 車軸のベアリングの摩擦抵抗の低減、アイドリングストップの停止前の作動などイースと同じ手法を取ってきた。ただ省燃費タイヤへの依存度はイースよりかなり高そう。
 エンジンやCVTは一足先に搭載されたMRワゴンと同じ。CVTについてはハイギアード化してくるかと思ったら最終減速比も含めMRワゴンと同じだ。車重がMRワゴンより1割以上軽いから、結構軽快に走りそう。ただタイヤは1ランク下がるからその辺りがどう出るか。
 できるだけ早く出したいということなのだろう。普通は自動車雑誌などに事前に掲載されるように原稿締め切り日に合わせて資料を出版社に送り、事前告知などをしてもらった上で正式発表されるそうだが、私の知ってる限りどの雑誌にも記載はなかったかと思う。そういう余裕すらなく、それだけスズキはイースの独走を1日でも早く止めたかったのだろう。
:
満足している点
:
 低価格で並び、低燃費で超えてきたところ!
 JC08モード30.2㎞/L!
 スズキはこと燃費についてはサラっとスゴイ数値を出してくる。
 MRワゴンで27㎞/L(10・15モード)出してきた時もそうだ。ダイハツはあれだけTNP27で押してきたのに比べ、えらい対照的だ。今回もそう。今のところ特にCMを打って来ているわけでもなく、さらりとあのイースを超えてきた。
 価格についても同様だ。89.5万円のLはイースのL、99.5万円のSは同車Ⅹとモロ同じだ。さすがにイースの79.8万円はなかったが、鉄ちん剥き出しホールのイースDは売り上げの数%に過ぎないというから、実質的には同等に十分に安い。
 装備を見てもほぼ同じ。低グレードにはABSやWエアバッグなど最低限の装備は付くが、キーレスやセキュリティアラームは高グレードにしかつかない。リヤヘッドレストは両方付かない。
 ほんとイースを意識しまくった価格設定と装備であろう。
 この2つの車は、「0.2㎞/Lの燃費」と「専用ボディ・ワンサイズ上のタイヤ」のどちらを取るかという選択になる。
:
不満な点
:
 しかしやっつけ仕事感いなめず。
 変わらない外装は開発時間の短縮が目的か、コスト削減が目的か。フロントバンパーの形状も変えたというが、見分けはつかない。
 4WDもなし。設定する時間・コストを惜しんだのだろう。
 メーカーオプションがほとんどないのもコスト削減の証か。
 イースであれだけ叩かれたリヤヘッドレストの未装着。後出しのアルトにも付かない。これはもう確信犯としかいえないだろう。イースと同価格にするための手段か。安全よりコストをという企業理念が見え隠れ、ダイハツ同様嫌な部分だ。
 フロント部の骨格は新エンジン搭載のために替えたというが、それ以外はキャリーオーバー。それで20㎏の軽量化を実現したということは遮音や振動などの面で破綻がありそう。
 アイドリングストップ発動速度が9㎞/h。イースのパクリだが、向こうは7㎞/hで発動。7㎞/hでさえ、エンジン再始動のタイムラグでひやっとした人がいるっていうのに、それ以上の速度で止まってしまうのなら、さらに危険を感じる人は増えるはず。
タイヤ
 専用開発したという145㎜幅の細い省燃費タイヤ。ただでさえグリップしにくい細いタイヤの転がり抵抗削減は、制動や旋回で不安を残す。
 イースもタイヤを低抵抗の小さなこのタイヤに履き換えたら、燃費でも一気に抜き返すだろう。
距離計
 スズキのメーターは甘めに出るイメージがある。同じ距離を走っても距離が多めに出るので、必然的に燃費も良くなってしまう。実際のところイースとどっちが燃費がいいのか興味津津。
●結論○
 イースつぶしの車。
 なりふり構わず1日も早く発売したかったという魂胆が見えてしまう。
 イースもそうだが、まだ未完成の車。実際の道路での走り込みが足りなく、いざという時危険な状態に陥りそう。それがイースより激しく感じる。
 購入するとしても、これから問題がたくさん出てきて、それへの対処がなされるマイナーチェンジ後の方が絶対良いと確信する。
:
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