今日び、軽はここまでフレンドリーになった
おふくろが、エコカー補助金が出るうちに新車を買うと言い出して、アルトエコかミライースを検討したが、やはりAT
2012.7.20
- 総評
- 今日び、軽はここまでフレンドリーになった
おふくろが、エコカー補助金が出るうちに新車を買うと言い出して、アルトエコかミライースを検討したが、やはりATはおっかないということで、泣く泣くアルトMT車に。
外装及び内装のデザインセンスは、文句なしにアルトの勝ち。メーターパネルやインパネシフト、オーディオのAUX端子装備などはイースに軍配。
内装のオシャレでセンスある色使いは断然アルト。
ダイハツ車に比べると、相対的にかなり硬めの乗り心地だが、逆に路面の凹凸も必要以上に拾わないので疲れにくい。
室内側のバルクヘッド部分を覗いてみると、とにかく徹底的に吸音材を張り巡らし、思っていた以上に遮音化を徹底している。
標準タイヤはあまりにも貧弱だったので、14インチのアルミにエコピアEX10を奢ったら、ロードノイズが減りビックリするほど静かになった。エコタイヤの素晴らしさに脱帽!
モノを入れるポケット類は、とにかく盗難防止も兼ねて開口部を最小限にして、外から見えにくくしている。
サイドブレーキを完全に下げずに走り出したら、警告音を発して、ドライバーに注意を促す!
今やセルフスタンド当たり前の時代なので、フューエルキャップに置き忘れ防止のテザー(紐)が軽でも標準装備。営業マン曰く、お客さんでけっこースタンドに置き忘れてくる人が多いとか!
一番びっくりしたのが、シートの出来!
シート形状とスプリングなどの素材だと思いますが、バケット形状でもないのに、とにかく体をぴったりと包んで支えてくれます!しかも固め座り心地なので、全く疲れることがありません。
シート単体で見たら、今までにこんな出来のいいシートにお目にかかったことがありません!
ハイトワゴン全盛の時代、だれも見向きもしなくなった感のあるベーシックなアルトですが、実は一番基本となるこのクルマが、質実剛健、徹底的に磨けあげられて造られているということが分かりました。
このクルマには、見た目の高級感やビックリする広さや豪華装備、電動スライドドアなんてものはありませんが、必要かつ十分な装備、乗れば誰でも分かるクルマとしての「基本」が詰まっています。
今日び、軽自動車というモノはここまでユーザーフレンドリーになったのかと思うくらい、使う人の視点に立ったクルマに仕上がっています。
たぶんに、10年前の軽自動車のイメージで乗ったら、目からうろこが落ちると思います。
- 満足している点
- 文句なしの外装及び内装のデザインセンスの良さ!
内装のオシャレでセンスある色使い。
ホールド感のある、素晴らしいシートの出来!
想像以上に徹底された遮音化。
タイヤを14インチのエコタイヤにグレードアップすると、別次元の静粛性および安定した走りが待っている。
相対的に硬めの乗り心地ですが、逆にその分ロールも少なく運転しても疲れない。
他の方も評価している、ウインカーのピッコンピッコンという独特の音も心地いイイ!
エコ運転をしてるとはいえ、予想以上の燃費の良さ。リッター25㎞走ってます。
- 不満な点
- あまりにもアンダークオリティな標準13インチタイヤ。14インチ化は必須だと思います。
安全性を全く無視した、リアシートのヘッドレスト未装備!およびMT車のABSオプション装着!
なぜかユーザーフレンドリーを徹底している割には、オーディオのAUX端子が未装備。
燃費重視の今日、アクセルバイワイヤで電子制御スロットルというのが当たり前ですが、なぜかこのクルマはアクセルケーブルでスロットル調整(泣)こういうところがコスト削減?いやお間抜け?
ラゲッジ部分をみると、徹底的なコスト削減ゆえ、正直バンレベルの貧相な内装(笑)
自分でラゲッジルームライトを増設するなりしないと物足りない、削減しつくされた装備。
- デザイン
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- 走行性能
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- 積載性
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