スズキ アルト 「全ての面で底上げがなされたベーシックカー 去年の12月に購入後、2000kmほど運転しました。前の車は普通車に乗っていて、以前からそれほど頻繁に運転す」のユーザーレビュー

全ての面で底上げがなされたベーシックカー 去年の12月に購入後、2000kmほど運転しました。前の車は普通車に乗っていて、以前からそれほど頻繁に運転す

2012.6.13

総評

全ての面で底上げがなされたベーシックカー
去年の12月に購入後、2000kmほど運転しました。前の車は普通車に乗っていて、以前からそれほど頻繁に運転するわけでは無かったのでダウンサイジングとしてアルトを次の車に選んだのですが、今のところ十分に満足のいくチョイスであると思います。それにしても今の軽自動車は昔に比べるとグンと性能がよくなりましたね。

満足している点

走りが意外としっかりしている。ややサスペンションはやわらかく感じるが、ワゴンＲの車体を元に作られていて、そこに熟成が進んだＫ６Ａエンジン、副変速機構付ＣＶＴとスズキが開発してきたメカニズムを投入しているせいか、完成度が高い。加速もスムーズで、高速道路でも時速80～90kmでは安定していて怖いと感じるところは無かった。基本がしっかりした車、という印象。
　内装はベージュ基調でやや女性向けだが、スタイリングはなかなか上手くまとまっていると思う。車内も不足の無い広さで、収納も多くて使いやすい。シートは身長177cmの自分には若干小さく感じられるが、座り心地はなかなか良く、運転していて疲れやすいということも無い。
　最上位グレードのＸということもあるが、装備が充実している。特にキーレススタートシステムは便利。シートリフターやチルトステアリングなどのポジション補助は自分にはあまり必要ではなかった、これは複数の人間が運転する場合に有効だと思う。
　燃費は街中の運転で17～18km/L前後ぐらい。高速道路では20km/L以上。もちろん前の車よりも格段に良くなってるし、今現在の自動車の中でも良い方なのだろうが、今は燃費のよい車が続々出てきている状況なので特別胸を張れるものではないですね。
　価格が安く、コストパフォーマンスが高い。エコカー補助金のおかげもあったが、これだけの性能で100万円を切る価格で購入できたのは驚くべきことだと思う。

不満な点

サスペンションが柔らかくてハンドリングもアンダーステアがやや強め。急カーブではあまりスピードを出せないと感じた。高速走行は直進は安定しているがコーナーはやや弱いように思う。
　ＣＶＴ限定だと思うが、減速後の再加速が苦手。0からの加速は問題ないが、赤信号で止まる前に青に変わったりすると、アクセルを踏み込んでもキックダウンが上手く働かず、もたつくことがしばしば。
　80km/hより上の速度だと、エンジン音がかなりうるさくなる。加速も100km/hに近づくにつれて伸びが悪くなる。ここら辺はやはり普通車とは違うな、と思った。
　ＡＵＸ端子が標準で付いてない。今は大半の人がポータブルオーディオを持っているだけに、付けて欲しかった。オーディオがそこそこの性能なだけに残念。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験