スズキ アルト 「スズキ　アルト（７代目）」のユーザーレビュー

スズキ　アルト（７代目）

2017.5.12

総評

（軽）乗用車におけるベーシックど真ん中。
乗用車に必要とされる最低限のものがベストバランスで装備される。
１～４人で市街地～近郊の移動をするだけならこれで良い。
キーワードは「必要にして十分」・「足るを知る」・「日常の足」。
そして「商用」ではなく、あくまで「乗用」。

満足している点

・軽量・コンパクト
・出足の良さ
・取り回しの良さ（視界・回転半径）

不満な点

・ルームミラー（バックミラー）の視野不足
・アイドリング時の振動（の伝わり方）

デザイン

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走行性能

-

愛車点検の代車として６０kmほど走行（１日で乗り過ぎ！？）。

まずは出足の良さが好印象。
登坂路においてもパワーに不足はない。
車重の軽さ（７１０kg！）の恩恵と思われる。
発動機は、かなりの距離を乗ったこともある初代アルトラパンにも
搭載されていたＫ６Ａエンジンであるが、以前よりも元気に感じたのは気のせいだろうか
（後で調べたら、車重にかなり差があったのでそれが理由と思われる）。


ヒップポイントはおそらく標準的な高さ（愛車が低いため高く感じた）で調節不可だが、
広めのグラスエリアや十分に確保されたヘッドクリアランスのおかげでバランスは良い。
Ａピラーの根元が少し太めだが気にならないレベル。


メーター類もシンプルで見やすく、必要最低限の情報が表示される。
左下のエコドライブインジケーターが、アクセルの踏み込み抑制に役立っている。


ハンドリングは軽快で、曲がる時は相応のロールが発生し、切れば切るだけ曲がろうとしてくれる。
直進性も十分で、せわしない印象はない。
ステアリングインフォメーションは良い意味で限定的。
ミッションはオーソドックスな４ＡＴで、
Ｄ(1～4)→Ｄ o/d OFF(1～3)→２(1～2)→Ｌ(1)
と自在に使える。
アクセルの踏み込みに対してキックダウンしやすい。

乗り心地

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パッケージングは直進性と居住性確保のためか、長めのホイールベースとなっている。


静粛性は市街地だけであるなら許容範囲。
エンジン音はそれなりに聞こえてくるが、「やかましい」とまでは言えない。

路面の凹凸は拾うが、タイヤ（８０扁平）・サス・ボディ・シート総出で何とか丸めようとしている。


ただ１点、アイドリング中の振動が内装・フロア・シートに伝わってしまうのが残念だった。

積載性

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シンプルな（かつ簡素過ぎない）灯火類も手伝って開口部は広く確保されている。


乗用セダンタイプであるため容量は「買い物」サイズ。
床面積は幅約９０cm×奥行約５０cmほどで高さはあまりない。


リアシートバックは左右一体の可倒式で、いわゆる大物でなければ大概の荷物は積載可能。
リアゲート下端右に「指かけ」があるところが、廉価車種と言えども日本車らしくて好ましい。

燃費

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※無給油のため未計測（そのため燃費評価は致しません）

価格

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故障経験