軽油を使い点火プラグで点火させるエンジンは実現可能ですか？また存在したことはあるのですか？

Answer 1

ノダ式軽油発動機
製造年：昭和30年代前半(1955～60年頃)
http://blognews.facm.net/?eid=1238070

焼玉やディーゼルでなく、点火プラグに接続
する赤い配線が見えます。

愛知機械の農発
水冷軽油（または灯油）エンジン
昭和27年（1952年）
http://www.aichikikai.co.jp/club/vintage/file-05.html

同社は自動車メーカで「コニー」で知られたが
スバル・サンバーほどには成功せず、日産の
エンジン、ミッションの専業となり、2012年
に完全子会社となるも現存します。

質問者からのお礼コメント

具体例の提示ありがとうございます。

Answer 2

1150060435さんへ

>軽油を使い点火プラグで点火させるエンジン
スパークアシストディーゼル、はずっと研究され続けて来ましたが、点火プラグの電極の消耗が激しくて実用化しない内に、コモンレール式噴射装置が実用化に至ったので、登場する事は無いんじゃないかな、と思ってます。
よって、実験段階は長いが、実用エンジンは存在しないんじゃないかなぁと思います。

空気だけ吸い込んで圧縮し、得た高温雰囲気の中に燃料を吹き込んで燃やす。
その道のProは「拡散燃焼」と呼ぶ方式ですが、吹き込みゃ燃えるのに、何で電気火花を飛ばすのか? その効用は? という所が問題ですね。
ディーセルノックと呼ばれたりしますが、噴射して気化ガスが溜まって行き、或る程度の濃度に成った所で着火して燃焼が始まる。
もしこの着火が遅れると、気化ガスの量は多く成るし圧縮行程も進んで圧も高まる。ので、一気にドカンッ、と衝撃が激しく成ってしまう訳です。エンジンが割れるか、と思う位にキンキン言い出す。し、NOxの生成量も増えちゃう。
そこで、スパークアシストで適切なタイミングに燃焼を始めて貰おう、と考えた訳ですが、高圧下で強力に火花を飛ばす為に、電極が持たないんですねぇ。
ガソリンでも、白金やらイリジウムやらで寿命を稼ぐ位ですよね。
シリンダーヘッドには噴射ノズルも設けなきゃいけないので場所が無い。のにその点火プラグも持たない。
という状況で実用化されない内に、コモンレール式に代表される精密で多段噴射が出来る物が実用化されちゃった。
先ず「パイロット噴射」で気化ガスを作っておく。
次に、主たる燃焼である「高圧噴射」の前に、「プレ噴射」で種火を作る事で、燃焼開始時期を確定する。
主たる高圧噴射の始めでは一気に全量を吹き込まず、「多段噴射」を行なって、燃焼圧や温度の上昇を穏やかに制御する。
という事をやってる訳です。から、スパークアシストする意義が消えちゃったんですね。d(^^;)

Answer 3

戦前戦後に多く使われていた農発はガソリンで始動して灯油で運転していましたから軽油でも火花点火は可能でしょう。

Answer 4

軽油は知らないが灯油燃料のそれは昔実在したよ。
一般に発動機と呼ばれるもので主に農業で使用された。
とはいえ始動はガソリンで暖機後に灯油に切り替えていた。
昭和50年ごろまで盛んに使用されていた。
推定では軽油でも運転できると思うがやったことは無い。

Answer 5

軽油を使い点火プラグで点火させるエンジンは実現可能ですか？また存在したことはあるのですか？
市販されていないので・不可能だと思います

Answer 6

ロータリーエンジンは基本的に燃料を選ばないと、整備の学校でロータリーの神様と呼んでた教授が言ってたよ。
灯油でも軽油でもOK。勿論プラグ点火です。
しかし今の実用化されてるエンジンは、ガソリンに特化してるから、ダメだよ。

Answer 7

下記の記事からすると一部点火プラグのあるディーゼルエンジンは存在する見たいですね。

https://otawara-sekiyuten.jp/faq-26/