スバル レガシィツーリングワゴン 「評判ほどの素晴らしい車とは感じられなかっ...」のユーザーレビュー

評判ほどの素晴らしい車とは感じられなかっ...

2003.2.2

総評

評判ほどの素晴らしい車とは感じられなかった。
ただ、基本が２００万台のＮＡモデルで作ってあるわけで、ターボや各種装備が付くからといって３００万以上の対価に見合う質感を求めるのは酷というものなのかもしれません。
全体には良く仕上がったワゴンと思いますが、「ワゴンの王者」というような言葉に、自分で過大の期待を抱き過ぎてしまったのかも。
次のモデルで質感、使い勝手、デザインが大きく向上することを期待します。そうなればまたレガシィに戻るかもしれません。

満足している点

【機能】
水平対向エンジン、シンメトリー４ＷＤといった、こだわりの感じられるハードウェア。５ナンバーサイズ内という制約の中で最大の荷室容量や使い勝手を追求し、それなりに格好良くデザインされた外観。台数の多いレガシィだが、ブリッツェンだけのエアロやホイールが所有欲を満足させてくれた。オプションを殆ど付ける必要が無いほど充実した装備。色々付けて結局値段が高くなるより良かったです。ＨＩＤライト、ブラックフェイスメーターはどうしても欲しい装備だったので、これには満足。インパネに３ＤＩＮ分のスペースがある点も良く、ナビとオーディオデッキをきれいに取り付けられました。荷室は広く、リアシートも畳みやすい。カーゴネットも大変良く考えられた作りでした。
仕事に、遊びに大活躍してくれました。
【走り】
様々な条件で、終始安定した走行性能には満足。ビルシュタインサスのおかげか、４５扁平のタイヤにもかかわらず乗り心地は結構良く、同乗者にも好評。各種ノイズもまあ文句はないレベル。空荷だとリアに若干ヒョコヒョコした動きがあったが、重い荷物を積むほどに安定して、ターボエンジンは上り坂や高速でも、加速性を除けば大きな不満というのはなかったです。

【ケア】
ショックのオイル漏れ、エンジンではブローバイガスの戻りなどトラブルはありましたが、ディーラーの対応はとても良く好感が持てた。諸般の事情で２年を待たずにレガシィは売却し、今は初期型の中古インプレッサワゴンですが、やはりスバルにしたのは印象が良かったから。

不満な点

【走り】
４ＷＤのターボＡＴワゴンとしては仕方が無いのでしょうが、重い車重のためブレーキが効かず（フィーリングも悪い）、走りを楽しむというところまではいかなかった。ターボエンジンのパワーも１５００ｋｇの前には、不満とまではいかないものの、大満足とも言えなかった。あちこちのパーツがとにかくいちいち重く（シートも激重！）、結果的に車重を増やしているようです。前車が軽量化を追求してたＲＸ－７（ＦＤ）だったので余計そう思うのかもしれませんが・・・。逆にステアフィールは軽過ぎ、ステアリングの直径も大きくて、握って楽しいものではありません。良く言われる「シーケンシャルのトルクの谷」はそれほど感じなかったけれど、４ＡＴのシフトスケジュールが悪いようで、ステアシフトマチックが無ければ相当ストレスになったと思います。
【機能】
ツーリングワゴンを謳っておきながら小物入れが少なすぎ、また使いにくい。オートエアコンは操作がしずらいだけでなく、温度調節が変で、勝手にエアコンがＯＮになったりしてイライラさせられた。シートの出来は特に最悪で、まともにサポートしないのに腰は痛くなるし、シュスファブリックは体が滑ってしまうし、調節してもドラポジが合わない。ステアがテレスコピックすれば良かったんですが・・・。結局すぐにレカロに交換。他社のようにオプションでレカロを設定して欲しい。また塗装（ソリッド白）が悪いのか２年も経たずにサビが浮いてきた。インパネデザインは、残念ながら毎日見るのが嫌になるほど悪いし、質感も低い。車内各部のプラスチックは、コーティングのせいか擦り傷が付きやすい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験