これしかない 競合車種無し
ランサーエボリューション 2.0 GSR VI 4WD(1999年)からの乗り換え
新車~6000km時点のレビュー
車
2012.8.17
- 総評
- これしかない 競合車種無し
ランサーエボリューション 2.0 GSR VI 4WD(1999年)からの乗り換え
新車~6000km時点のレビュー
車にこだわって性能を吟味したところで、普段は街乗り、休日に高速道路といった程度の使用環境であれば、本当に性能の差を実感することはあまり無いであろう。
しかし北の大地では車のポテンシャルを実感する場面に数多く遭遇する。
北海道の郊外では一般道といえど信号は無く、高速道路並みの速度で走行しても追い越されるのが普通である。
でもそこはあくまで一般道であり、高速に比べ路面は不整であり、その速度では曲がりきれないコーナーもある。
また、農業用の土が路面に散乱していたり、沿岸で高潮が降りかかってきたり、はたまた突然鹿が飛び出してきたりとリスキーなトラップも数多く存在する。
そして冬には雪が降り積り、優れた雪上・氷上性能が要求される。
本州の方は驚くかもしれないが、雪道といえど100㎞/h程度の速度域は珍しいことではない。
トラクション的に4WDは必須であり、多少体勢を崩してもリカバリーできる車体の重量バランスが必要である。
要するに北海道でオールシーズン走りを重視すると、ラリーカー的な性能が要求されるわけである。
購入時いろいろと検討したが、ステーションワゴンの4WDで走りを重視している車はほとんどない。
カローラフィールダーのようなFFベースの4WD仕様は動力性能の面から候補外
となると選択肢はごく限られる
レガシィの2.5GTアイサイトとアウディA4アバントのクワトロを最後まで迷ったが
200kg軽い車重と200万の価格差からレガシィの購入に至った
アウディは試乗のみだが、やはりドア開閉や内装をはじめとする質感はワンランク上であり、スタイリングでは圧倒的優位であり所有感は味わえると思う。また7速ATは非常になめらかであった。
現行のレガシィはサイズアップと価格の上昇で、過去のスバリストからすると邪道なのかもしれないが、自分的にはスポーティーセダンのような上質さもほしかったので逆に良かったと思う。
まあアウディの上質さでにはかないませんが、スバルの安っぽい印象は無くなりました。
- 満足している点
- 以下公道とサーキットでのレビューと思って読んでいただきたい
・パワー
2.5リッターのターボは180㎞/hまで問題なく加速し、パワーは十分である。
・足回り
足回りは適度な硬さをもってしなやかであり、140㎞/hの巡航であれば全く不安感は無い。
多少ギャップがある路面のコーナーリングにおいても安定感を失うことはない
・トランスミッション
自分が購入したグレードはCVTでなく5速ATであり、モードが通常・スポーツ・スポーツシャープの3つがある
ターボのパフォーマンスをイージーに利用できるスポーツシャープモードは
タイトなコーナーが続く山間部や追い越し時に重宝する
またパドルシフトMTモードもまずまずの速さでシフトチェンジしてくれるので楽しい。
燃費や変速ショックより走りのパフォーマンスを重視するならCVTより5速ATの方が良い
・雪上性能
AWDはアイスバーンにおける発進時もタイムラグなくトラクションがかかる
コーナーの出口でアクセルを開けても、多少リアが流れながらぐいぐい前に進んでくれる
またバランスを崩しても比較的コントロールしやすい
・アイサイト
自分には不要だがなかなか完成度は高い。
前車に急接近してしまったときにアラームが鳴るのは事故防止になって良い。
スイッチで各種機能は無効にできる。
- 不満な点
- ・デザイン
あまり魅力的ではない。
スバルエンブレムがださい
・同じ車種によく出会う
北海道では遭遇率高いです。
車格があがったとは言え、所有感はありません。
派手ではないが、いいものを長く使いたい人にお勧めします。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験