辛うじてレガシィ
タイトルが現行モデルへの率直な評価です。
当初は雑誌で見ただけだったためデザインに対する外観への不満が大きかったのですが、発表後にい
2010.1.27
- 総評
- 辛うじてレガシィ
タイトルが現行モデルへの率直な評価です。
当初は雑誌で見ただけだったためデザインに対する外観への不満が大きかったのですが、発表後にいざディーラーへ行ってみるとデザインはそれほどでもなく…兎にも角にもオデッセイか何かと見間違えるミニバンクラスのボディに悪い意味で驚きました。
平成14年式のレガシィB4RSK(16万km)でディーラーに行ったので、買い替えなど勧められましたが、対応してもらった営業員には苦情要望全てを踏まえ「今後もこんなならレガシィどころかスバルを買わない」「酷評も愛のうちなんだ、ちゃんとユーザーの声として次へつなげてくれ」と嫌な客丸出しなメッセージを告げてきました…。(ごめんなさい)
そんな現行モデルの発表から約半年。
妻が免許を取得したのですが、AT限定免許のため私の5MTのB4は運転できないなど様々な問題から再びディーラーを訪れ…気づけば判を押し、先日納車となったのでした。
台所事情だったり、運転初心者の妻のことを考え、NAのSパッケージ特別仕様車としました。
気に入らなかったサイズですが、商談の度に帰りは試乗車で送ってもらい、慣れることによって何とかしました。
もちろん、いざ自分の所有者となると愛着補正が効いてしまい、良い車に思えてしまうのですが、かつての愛車であるBEだったり兄弟の所有するBPに比べると2段階3段階ほど見劣りします。
「辛うじてレガシィ」であって「これぞNewレガシィ」と思えない部分を、長所短所の欄に書いていきたいと思います。
- 満足している点
- ・動力性能はレガシィというかSPIRIT OF SUBARUが感じられる。
・ターボ付きからNAへの乗り換えとなりましたが、エンジンへの不満はなく『NAでも十分じゃないか!』と驚いているところです。
・外から見ると、不満の元になっているサイズも、室内では嬉しさへ変わるという魔法(ただ、レガシィがそうなっちゃ悲しいとは思いますが)
- 不満な点
- ・SPIRIT OF SUBARUは感じ取ることはできたけど、PRIDE OF SUBARUがどこへ行ってしまったのか。
・サイズだったりデザインが不評ですが、自分の場合いざ所有してみると車重が一番の不満になりました。
・現行レガシィだけのことではありませんが、リアのサスペンションはダブルウィッシュボーンにするべきではなかったかと。
・OPのセキュリティインパクトセンサーがナビと連動していない。
・自動光軸調整はかなり怪しい。対向車に何度かパッシングされました。
・インフォメーションディスプレイはもう少し大きいほうが嬉しい。
・OPの抱き合わせはもうやめて…。
・生粋のドライバーズカーとは言えなくなったけど、家族の笑顔を見るとそれも仕方なしかなと許せますが、一人でがんがん走ってると脱ドライバーズカーの現行レガシィを寂しく感じます。
・一番の不満は価格!走りはともかく、この価格でこのインテリア、質感、装備はない!この価格でこの質感なら中古のクラウンエステート、ステージア、VOLVO V70でも…と競合を考えたほど価格が高く感じる。この価格帯で行くなら、新規の購入者や従来のレガシィファン、スバリストの声にもっと耳を傾け、発表と同時に期待よりも不満の声が大きくなるような車作りはしないでほしい。
他の方のレビューにもありましたが、「ただの良いワゴンはレガシィじゃない」「これが最後のレガシィと思って購入」心の底から同意です。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験