自動車アセスメントグランプリ受賞
最高の安全性を賞する自動車アセスメントグランプリは、日本カーオブザイヤーの100万倍は重要な賞だと思っている。人命は
2010.4.24
- 総評
- 自動車アセスメントグランプリ受賞
最高の安全性を賞する自動車アセスメントグランプリは、日本カーオブザイヤーの100万倍は重要な賞だと思っている。人命は何よりも尊い。
ここ数年の傾向は、トヨタのミニバンとスバルの乗用車が受賞しているが、重いトヨタのミニバンは動的安全性に疑問が残る。
一方、スバルの乗用車は、「曲がる・止まる」性能においても他を凌駕しており、安全性を重視して快適性まで考慮して選択すれば、レガシィに行き着くのは必然である。
米国IIHSトップセーフティピックにも、欧州ユーロNCAPで最高評価にも輝いており、その安全性は世界中で認められるところだ。
そのレガシィに、2010年5月18日から新型のEye sightがオプション設定されるという。
前方に自動車が停止していれば、運転者がブレーキを踏まなくても停止までできるこの機能は、追突事故衝突事故を大幅に軽減削減できるだろう(勿論過信はできないが)。
高い安全性は、直接人を不幸にする可能性を低くする。
高い環境性能は、間接的に人を不幸にするかもしれない要素を少なくする。
どちらも大切だが、前者のほうが重要であるのは明白。
安全性まで犠牲にして燃費を稼ぐエコカーが世の流行りらしいが、大企業の宣伝に踊らされず、より重きを置くべき価値を再考する必要があるのではないか。
- 満足している点
- 言うまでもなく世界中で評価されている高い安全性
・世界最高峰の乗用車用AWD。動的安全性にも寄与するし雪道や大雨にも強い。スバルとそれ以外の4駆の比較動画がwebならあちこちで見ることができる。自分の目でご確認を。
・NAモデルに搭載されたリニアトロニックによる、無段変速で滑らかな走りと、高い伝達効率によるダイレクト感とDセグメントクラストップクラスの燃費
マークX、スカイライン、アコード、アテンザあたりの2500ccクラスと比較すれば分かるが、そのあたりの車種の10・15モードの燃費は1リッターあたり、11.4kmから13.0kmなので、1リッターあたり14.0kmのレガシィが一番燃費がいい。
しかも、他は2駆でセダン、レガシィはAWDでワゴンと、不利な条件で比較してもレガシィのほうが燃費が良い。
レガシィは輸出重視で10・15モードで燃費が良くなるようなセッティングもしてない。実用燃費ではもっと差が出るだろう。
レガシィはDセグメント内で言ったら燃費はいいし、しかもNAならレギュラーガソリン対応。
・広い室内。後部座席などはレクサスLSと同等かそれ以上の広さ。
元々ワゴンつくりの得意なスバルの旗艦車種なのでワゴンのユーティリティも高い。
・それでいて車両本体価格はDセグメントの中で一番安い。
ワゴンは230万円台から。セダンなら220万円台から。
5月に追加されるS-Styleは従来の2.5iに近い価格で、アルミホイール、皮巻きステアリング、フォグランプ等々が付いてくる。こいつのコストパフォーマンスはとてつもなく高い。
- 不満な点
- 馬鹿に馬鹿にされること。プリウスやフィットと比較されて「レガシィは燃費悪い」って。
アホかと。レガシィに限らずDセグメントの車は全部プリウスやフィットより燃費は悪いだろと(笑)
安全性を最重要視して何車種かに候補を絞って、その中で一番燃費のいい車を選ぶとレガシィに行き着くだけだし、「人命>環境性能」という考えにまず基づいて、その上で環境性能も考慮しているだけなんだけど、その程度のことも理解してもらえない。
だいたい、燃費が2倍になる車を検討する前に、走行距離を半減する方法を考えるべきなんじゃないか。そのほうが環境に優しいし、安全性を犠牲にしてまで燃費を良くした車を選択せずに済む。
個人的な話だが、引っ越して通勤に車を使用しなくなって、年間走行距離が1/4まで減った。
プリウス買うよりよほどそのほうが環境に優しい。
・一部のスバリストに馬鹿にされること。確かに方向性の変わったこの車はレガシィを名乗るべきではないと思うし、BPをレガシィとして残して。この車を1つ上のクラスの車として別名で出したほうが良かったとは思うが。まぁ、実際に運転してみりゃ快適なので周囲の意見なんてどーでもいいけど。
・外観がお世辞にも格好いいとは言えない。これは認める。
しかし、いまだかつてスバル車が格好よかったことがあったろうか(笑)
見た目ではなく中身で選ぶメーカーなんだから別にええやろ。
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