レガシィの原型はここにある
私が所有するのはこのレガシィで初なのですが、祖父が初代レガシィセダン(Miエクストラ)を過去所有、伯父が3代目ツーリングワ
2008.12.10
- 総評
- レガシィの原型はここにある
私が所有するのはこのレガシィで初なのですが、祖父が初代レガシィセダン(Miエクストラ)を過去所有、伯父が3代目ツーリングワゴン(BH5 GT-VDC)を現在所有など、いろいろ乗ったことはあるのですが、どちらかといえば初代レガシィに近いのではないかと感じています。
もちろん、コーナリング性能、サスペンションの硬さ、シートの出来などは当時と比べ物になりませんが、2000rpm~3000rpm位に回転をあげていったときにかすかに聞こえてくるエンジン音は、"元祖レガシィEJ18"に似ている音がします。
H11年のGT-VDCに関してはDOHCターボであの独特の音がしますが、BPになり、やたら静かで物足りないと初めは思っていたボクサーサウンドが思わぬ形で聞こえてくるので乗っていてかなり楽しいです。
モデルチェンジを控えて車体が幅1800mm近くになるだの国産乗用車最後のサッシュレスドアが消えるだのいろいろ噂が絶えませんが、他にはない特徴あるクルマがレガシィだということを是非メーカーさんには忘れないでほしいものですね。
- 満足している点
- ・ベースグレードの2.0iということで、初めはGTのような加速もないしそこまでよい走りができないだろうと思っていましたが、意外にも山道などを突き進んでいくときなど、足回りがしっかりしているためかなりの安心感があります。
・2.0L SOHCなので2.0Lターボ、2.5L、2.5Lターボ、3.0Lを一度乗られた方などからしてみれば物足りないと感じるかもしれません。しかし、同乗者がいて3人、4人で出かける際などには逆に穏やかな走りができるので満足しています。
・50周年記念車Advantage Lineですのでシートポジションメモリー機能(2名分まで登録可能)、ヘッドライトウォッシャー(HID点灯時にウォッシャーボタンを1秒以上押すと飛び出す)、エレクトロルミネセントメーター(AdvantageLine専用の8000rpmまで表記)、スマートキー&プッシュスタートなど、大変充実した機能が搭載してあります。
・「いまどき4ATかよ!」という言葉をたまに耳にしますが、自分の場合「4ATだから買いました」と言ってもいいほどこのミッションには気に入っています。というのも、レガシィシリーズは他社から比べればトルコンすべりが結構多いので、スポーツシフトにして3速から4速に切り替えても3.5速くらいのパターンがある気がします。まぁ、これは4速目でロックアップしていないだけですが、意外にもこの微妙な4ATは気に入っています。
- 不満な点
- ・電子制御スロットルが影響しているせいか、後退時に軽く踏み込むだけで急発進してしまうことがあります。
・Info-ECOモードに入っている時、信号待ちなどで「D」レンジの状態でブレーキペダルを踏んでいると、「Nコントロールシステム」という一時的にトルコンを調節してニュートラル状態にするという機能が入っているのですが、いざ発進しようとブレーキペダルから足を離してもワンテンポ遅れる感じで繋がることがあります。
ですので、離してすぐにアクセルを踏むと「ガクン」といった感じで飛び出すことがあります。
・いつの時代のレガシィにもいえることですが、収納箇所がない!
ナビを取り付けたのはいいのですが、おかげで収納箇所がなくなってしまいました。購入時に展示してあった2.0GT EyeSightをちらほら見ていたのですが、ヘッドコンソールが標準装備かと思いきや2.0iシリーズにはついていませんでした。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験