間違いない一台
スバルの伝統であるシンメトリカル4WDと水平対向エンジンの熟成による世界でも稀なレイアウトを取る車。
誰が乗ってもおそらくある程度以上
2008.1.11
- 総評
- 間違いない一台
スバルの伝統であるシンメトリカル4WDと水平対向エンジンの熟成による世界でも稀なレイアウトを取る車。
誰が乗ってもおそらくある程度以上の満足を得られる車だと思います。
またB4ももちろん素晴らしいですが先々代で一気にワゴンブームの火点け役となったレガシーワゴンは日本でワゴンと言えばレガシーの名が挙がるほど有名な存在になり、またその価値ある車です。
どのグレードも満足できます。例えば私は遅い車は非常に嫌いですが、2.0の普通のワゴン。SOHCでしかも4ATで140馬力しか?ありませんがこれがまた何とも言えない味わい深いエンジンでこれはこれで十分スポーツできる車です。乗り心地も良く荷室はもちろん広く、デザインが嫌いでなければ強い満足感が得られる車です。どのグレードでも個々のライフスタイルに合わせて買えば満足感が得られるレガシーが所有できると思います。
もう少し頑張れば日本で唯一プレミアムを名乗れる資格のあるまさに特別な車です。
- 満足している点
- ハンドル取り付け剛性等も十分です。ボディー剛性も今でも水準以上です。いつのまにかスバルもこんなに高級な乗り味になったのかと驚いた記憶があります。
内装は簡素ですがヨーロッパ車的ですっきりと整然とした感じが好感が持てます。
メーターはエンジンをかけると点灯具合が凝っておりウキウキさせてくれます。
シートもまずまずの出来栄えです。
中は非常に広いわけではありませんが家族4人なら十分です。(ただ幅がもう少し欲しい気がします。)
言わずと知れた水平対向エンジンは乗ってハンドルを切った途端に重心の低さを感じるほど非常に優れた物です。またレイアウトのみならず、エンジン自体もターボラグは極めて小さく造られています。またいつの間にかあのドロドロ感が薄れて非常に気持ち良いエンジンになっています。
ただ排気量の小ささから来る極低速の一瞬のトルクのなささえなければ以前の様なトルクの落ち込みも少なく全域ターボが滑らかに利いて優れた2.0ターボエンジンです。
しかも昔はコンピューターに問題があり、燃費が非常に悪かったスバルのフューエルマネージメントも優秀になり燃費もすこぶる良い部類に入ってきました。
4WDは言うまでもなくスバルの得意領域ですがエンジン、ギアの違い等により大分違いますので十分注意して下さい。
- 不満な点
- 大きな短所はないと思います。幾分モデル末期となり外観内装とも新鮮味がなくなったかなーという程度でしょうか?
次のレガシーには非常に期待しています。
現在のレガシーより少し上級シフトすることを切に希望します。
車幅を若干広くして下さい。またエンジンは上は3.0Lターボで馬力を追うのではなく滑らかさを追及し低速トルクを十分とって吹け上がりを更に良く気持ち良いものにして下さい。
燃費はターボと相性の良い直噴技術も使って驚くほど良くして下さい。
できればホンダの様にこのご時世ですからレギュラーガソリン使用にして下さい。
またボンネットを開けた時のエンジンの見た目をもう少し格好良くして下さい。
最低6ATできれば7~8ATを奢りパドルシフトも忘れずに付けてください。
内装はシート、パネル(木目色やカーボンやアルミ等)自由に組み合わせることができる様にして下さい。相当好みの物ができ個々人高級に思えることでしょう。できればオプションでブレンボ等選択できる様にもして下さい(本当は自社製で文句のないブレーキであればいいわけですが)。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験