スバル レガシィツーリングワゴン 「車体とエンジンの進化 BH型レガシィのTSタイプRに以前、新車から5年ほど乗っておりました。毎年の年間走行距離は4万㌔強。5年で21万5千㌔を駆け抜け」のユーザーレビュー

ニックネーム非公開さん

スバル レガシィツーリングワゴン

グレード:-

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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車体とエンジンの進化 BH型レガシィのTSタイプRに以前、新車から5年ほど乗っておりました。毎年の年間走行距離は4万㌔強。5年で21万5千㌔を駆け抜け

2010.5.22

総評
車体とエンジンの進化
BH型レガシィのTSタイプRに以前、新車から5年ほど乗っておりました。毎年の年間走行距離は4万㌔強。5年で21万5千㌔を駆け抜けました。初代レガシィRSからBG型ワゴンTS-Rと乗り継いで辿り着いたBHレガシィ。タフなボディに円熟味を増したEJ20エンジンと進化を実感できる車でした。毎日の仕事に、休日のデートに、仲間と共に行ったスキーにと、トコトン使い倒したからこそ見えてくる事。色々とありました。良い点も、悪い点も、当時を思い出しながら書き込んでみたいと思います。
満足している点
☆まずはエンブレム
スバルの誇り高き六連星(むつらぼし)のエンブレムが、このモデルから復活した事。これは大変意義のある事だとまず記したい。世界に誇れるブランドとして、伝統ある六連星を主張するのは大事な事だと思う。
☆シッカリした車体
21万㌔を走破してもボディから軋み音などは、微塵も感じませんでした。この点は先代BG型の時も実感できていましたが、見えないところのコストをケチらない富士重工の良心です。そして、錆びる事も無かったのも嬉しい。そして、このBHが日本国内の5ナンバーサイズの最後のモデルとなりました。使い勝手が良く、駐車の時や、狭い山道を走る時に有難みを感じたものです。
☆トルクが増えた!可変バルブ付きエンジン
TS-Rでは、従来型から劇的に進化した部分がエンジン。可変バルブ方式を新たに採用していたので、中速域でのトルクが随分増していた。BG型では2速6500回転で回っていたコーナーが、BH型では3速4000回転で回れるようになった。ボディや脚周りの強度が増した事も作用しているとは思うが、旧型150PSに対して155PSと数値的には5PSしか増していないが、エンジンの進化を実感出来る部分。お陰で燃費も僅かではあるが良くなっている。(指定燃料がハイオクになっちゃったけど)
☆強靭な脚回り
熟成した脚周り。特にフロントにはビルシュタインではなかったが、倒立式のストラットを新たに採用していた。この脚は、良かったと思う。新車から5年間、21万㌔を前後とも無交換で走り抜けたのだから。あとタイヤサイズが205/50の16インチになっていたのが嬉しかった。また、スタッドレスタイヤ装着時には、15インチサイズが選べるようになっていたのも、経済的には助かった。
不満な点
BH型となり良い事もありますが、残念な部分もあったのも事実。そんな事も書き記しておきたいと思います。
●イマイチだったエクステリアデザイン
BG型に比べて、少し後退したように感じたのがエクステリアデザイン。この点については個人的な好みの部分になるけど、ことデザインについてはBG型の方が好きだったな。
●ダルに感じたステアリングギア比
車体の剛性が増え、車としてのクオリティは上がっていたBH型レガシィ。しかし、毎日のように乗っていて一番残念に感じていたのがステアリングギア比。BG型の15:1に対してBHは16.5:1だったように記憶している。BG型以前のモデルに乗った事の無いユーザーでは気付かない部分ではあるが、知っている者からすれば残念な部分だった。BG以前のモデルなら手首を瞬間的に振るだけで加重移動が出来ていたのが、BHでは少し腕を振らなければならなくなっていた。車庫入れの時にもBG以前型の時より、余計にハンドルを回さなければならなくなった。この違い、僅かな事かも知れないが、毎日のように乗っていたら大きく感じてしまう。この点については、BG型以前のリアサスペンションのストラット方式からマルチリンク式に変わったから、意図的に味付けしていた部分かもしれないが。
●剛性はあるが、増えましたね、車重。。。
私のようなメタボのオッサンが語れる資格は無いけれど、車重が増えたのは残念。燃費はエンジンの技術進歩で改善されたが、車重の増加もまた実感出来た。衝突安全などの影響もあったと思うが、残念な部分。ボンネットにはハンドリングへの影響を考えて軽量なアルミのものを採用していたが、錆びには強いけど簡単に変形してしまったり、板金が出来ないという側面があったのも事実。そんなものを採用しなくても軽量化出来ていたらと思う時があった。
●5ナンバーサイズの限界 蛇角
5ナンバーサイズを頑なに守ってきたレガシィも、この点については数少ないウイークポイントでもあった。エンジン強化に伴って脚周りの強化も必然となってきたが、タイヤサイズが大きくなる分、蛇角が足りなくなっていたように感じていた。この点については次のモデルで車幅を拡充した事で改善された部分。ま、普通に走っている時には気にならない部分ではあるけれど。
色々と書きましたが、気に入って乗っていたBH型レガシィ。今でも充分に通用する機能だと断言できる、いい車です。
デザイン

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積載性

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燃費

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