スバル アルシオーネSVX 「こういった趣味性の高い車は好きになってし...」のユーザーレビュー

こういった趣味性の高い車は好きになってし...

2006.8.5

総評

こういった趣味性の高い車は好きになってしまえばあばたもえくぼ状態です。
デザインの優れた２ドアクーペと４ＷＤ。このたった二つの事を条件にしただけなのにそれを満たす車のなんと少ない事でしょう。
それが故にこの車のオーナーになってしまった方の多くは、次に乗る車が無いという不遇な事態に気づくのです。そして私のように２台目のＳＶＸを買ってしまうという夢の無い事をしてしまうのです。
麻薬ですね、この車。

満足している点

やはりエクステリアでしょう。
今考えるとあの時代に市販化されていたという事自体が奇跡のようなデザイン。
助手席に乗った人が窓を開閉しようとすると殆どの人が「ここから開くの？」と驚き次に感心する。
ガラスに覆われている面積が多い独特のデザインのお陰で車内に居ながらもどこか開放感があります。
反面、夏はエアコンが効き難くやはり暑いですが。
水平対抗の静かなエンジン音とスバル独特の男っぽい排気音も魅力です。
ＳＲＳと可変トルク分散式の４輪駆動がもたらす安全性能の高さも比類です。

不満な点

ミッションが弱い事は有名です。
多くは２→３にシフトアップする時に滑ってもたつくような現象が起き始め、最終的には入らなくなるという現象です。確率の高さと事の重大さの割りには結局リコールになりませんでした。
他には仕様が十分に吟味されていない事が主要因と思われる細かい不出来が沢山あります。
バイザーとバックミラーが垂れ易い。ブーツがよく破れる。樹脂製のヘッドライトレンズが経年変化で黄色くなり、見た目にみっともないだけでなく暗くなる。安っぽいインパネの建てつけが悪い。油量計の誤差が甚だしい。車体重量からは明らかにアンダースペックな制動系。
等等数え上げればキリがありませんが、ミッション以外はご愛嬌と言えるかもしれません。
あと赤外線式のリモコンキーは運転席にかなり近づかないと作動しません。
この車を知っているメカニックがスバルディーラーでも少なくなってきているようで、整備マニュアルを見ながらの素人に自分の車をいじられているのが最近では不満。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験