特定条件ではこれだけ
S4に10年、13万キロ乗りました。
スキーをする、雪国勤務がある(4WD)、家族が自分を含めて5人(定員5人)、スタイリッシュ
2010.9.19
- 総評
- 特定条件ではこれだけ
S4に10年、13万キロ乗りました。
スキーをする、雪国勤務がある(4WD)、家族が自分を含めて5人(定員5人)、スタイリッシュなクーペという3つの条件を当てはめると、これ一台しか残らない。
買った動機は、もともとレガシーワゴンを下見しようと思ってディーラーに行ったら、妻がSVXのカタログを見て一目ぼれしたことです。
この車は、ウィンドウ等の少々の使い勝手の悪さと、圧倒的に素晴らしいスタイルとクーペとは思えない利便性を天秤にかけるものです。
- 満足している点
- 1 定員が5名(クーペで定員5名は希少価値)
2 外観が素晴らしい。(私は、リアビューが好きです。)リアバンパーの穴からマフラーが出ている独特のスタイルはSVXが元祖でしょう。最近は、トヨタがまねをしているようです。スープラのインパネはSVXのインパネをまねたらしいです。購入した頃は、外車に間違えられました。
3 エンジン音がいい。レガシーやインプレッサのような「いかにもボクサー(というか不等長マフラー?)」という音ではなく、ガスタービンエンジンのようなアイドリング音と、3000rpm以上で聞こえてくる素晴らしいドコドコ音
4 車内が静か。自分では気づきませんでしたが、お客さんを乗せたときに何回か言われました。
5 悪条件における卓越した走行性能。
北海道の冬を3シーズン、他にスキー場への移動を10シーズン経験しました。4WD、低重心、可変トルクスプリットのおかげで、おそろしく安定した走行をします。自動車雑誌でも「台風のときに、東京から大阪へ東名高速で行くときに乗りたい車」のベスト1に選ばれていました。
北海道では冬でも夏と同じような速度で飛ばす車が普通にいます(三菱車が多い?)が、SVXはその流れについていくことができます。また、吹雪の中の道央自動車道を恐ろしい速度で進むことができました。
本州では、他の車が滑って上れない坂道を車重1.6トンのSVXが難なく上りました。(北海道で購入したスタッドレスのおかげ?)
6 スキーヤーにやさしい装備
おそらくスバルの設計陣には雪国の人がいるだろうと思われる、冬に特化した装備が多いです。(ヒーテッドドアミラー、冬用のワイパー停止位置切り替え等)
7 車中泊可能
これは意外だと思われるでしょうが、1人なら、スキー一式を搭載して、車中泊ができます。ただし、トランクスルーがある後期型だけが可能?後席の背もたれを倒すと、広大な平面が誕生し、身長170センチの体を倒して水平に寝ることができます。
8 独特のウィンドウ+後部座席
全部が開閉しない前側のウィンドウ。インターチェンジやガソリンスタンドでの支払い時に気を使います。一方、独特なので優越感を感じることも多いです。
また、後部座席のウィンドウも前部席同様に上下します。これが以外に便利です。また、後部席は普通のクーペと違って十分な広さがあります。
- 不満な点
- 1 燃費
町乗りなら8km/l程度です。高速では12km/lくらいに伸びます。
2 オプションの選択肢が少ない。
人気があまりなかったせいか、社外のオプション製品が非常に少ないです。基本的に純正のまま乗るべき車です。スキーキャリアは、純正しか使えませんし、純正のキャリアは着脱が非常に難しいです。
オーディオも、SVX用のプラグは売っていないので、ディーラーから取扱説明書のコピーをもらって、ギボシを使って自分で取り付けました。
サスやマフラーに至っては、昔はプローバが売っていたようですが今はどうなのでしょう?
3 最低地上高が低い
これは、かつては徳大寺さんも著書で指摘していたとおりです。普通の車は150ミリあるところ、135ミリとなっています。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験