ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ のみんなの質問

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ポルシェはなぜ 空冷エンジンを辞めたのでしょうか

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ベストアンサーに選ばれた回答

まぁ、空冷というよりは空油冷なんですけどね。

単純に言ってしまえば、売れなかったからです。
ポルシェは、あらゆる手で生き残ろうと必死でしたが
市場の反応がにぶかったわけです。

ポルシェもそうですが、およそ自動車の需要が最も
多いのは、アメリカ合衆国です。
つまりアメリカで売れるような車をつくれば、
自動車商売としては成功であるといえます。

米国では車がたくさん走ってるわけですが、
排ガス規制も厳しく、ポルシェはこの排ガス規制に
対応できる空冷エンジンを設計できなかったのです。
それは技術的にも資金的にも無理だったわけです。

スポーツカーの市場は、米国では自動車保険が非常に高く
ポルシェのようなスポーツカー専門のメーカーにとっては
大変な痛手となりました。
そこで、新感覚スポーツカーのカイエンという
SUVのようなルックスのスポーツカーや、
パナメーラという高級セダンのような優雅な雰囲気を持たせた
4ドアスポーツカーも開発しました。

ポルシェはドイツの誇り高いスポーツカーの名門として
知られていますが、アポロ宇宙計画で使われていた月面車は、
ポルシェが設計していたわけですが、そもそも電気自動車を
最初に考案したのもポルシェです。
空冷エンジンのこともやがて人々の記憶から忘れられ、
風化してしまうでしょう。

質問者からのお礼コメント

2014.8.21 01:36

10リッター以上のオイルで冷やすのですね

最新のポルシェは最良
新車で買って10年乗ったら乗り換えるのがよさそうですね

その他の回答 (4件)

  • ポルシェが空冷エンジンの生産を止めた理由として、排ガスの環境対策基準をクリアすることができなかったことが一般的にいわれていることです。空冷エンジンでは燃焼室(エンジンヘッド全体)の温度を一定に出来ず排ガス対策を行うためのコンピューターマップが書けなかったのです。また、1997年当時は、DOHCのマルチバルブ化が進みかなりの車種がその形式のエンジンを搭載していましたが、空冷(油冷にしても)では複雑になったエンジンヘッドの冷却は市販車ベースでは無理だったのでしょう。時代の中で2バルブのOHCでは他と比較し見劣りしてしまいます。しかし、なんの変哲もないエンジンに見えるが回転フィーリングは最高です。空冷時代のポルシェは金がなかったのでレースをするために逆の発想で市販車にレースにそのまま使用出来るだけのパーツをおごっています。アウディの工場で組み立てられた水冷エンジンとは質が違います。しかし、そんなエンジンのなかみのことは一般的には解らないので、DOHC化は販売のためには必要だったのでしょう。一方ではDOHCの4バルブエンジンは86年にスペシャルカーとして販売した959やレーシングエンジンの962にはエンジンヘッドのみ水冷にして搭載していましたが、市販車である程度生産台数をこなすなら、いっそ全て水冷にしたほうが作りやすいしコストもかからないでしょうから、水冷化は時代の必然だったのでしょう。また、一説にはヘッドの水冷化のみではやはり排ガス規制をクリアできなかったという説もあります。水冷化によって、ダイレクトなエンジン音やモーターのように回るエンジンフーリングを失った911はそれまでの空冷ファンからかなりの確率でそっぽを向かれることになりますが、取扱いが楽になったので、新たな911ファンの取り込みに成功します。水冷化によってスポーツカーだった911が少しずつGT化していくことになります。また、物足りなくなった911ファンにはGT2・3といったスペシャルモデルで対応していくことになります。

  • 最大の理由は、効率化の限界です。^^;

    空冷の弱点は、風の当たらない陰の部分があるという事です。
    そうなると冷却ムラが生じてエンジン全体が僅かに歪み、想定した性能は得られなくなります。
    ですから空冷エンジンの多くは、ブロワー(ファン)やフード、ダクト、シリンダーフィンなど、色々駆使してこれを防いでいます。
    でもどんなに頑張っても、液冷のように細かな管路を設けて均一に冷やせないので、壁にぶち当たる事になります。

    ちなみに、実はこれと同じ事は戦前・戦中の航空機エンジンでも起こります。
    ゼロ戦でお馴染みの星型エンジンなどから、メッサーシュミットやスピットファイヤーなどが採用した縦に長いV型エンジンやW型エンジン、H型エンジンに進化する過程で大問題となり、液冷化が一気に進みました。

  • 答え・Ψ排気量が大きくなったから。

    空冷時分は発動機の排気量が小さかったので出力も限られていて
    液冷の冷媒を循環駆動させるロスがばかにならなかった。
    水ポンプというのは意外にパワーを食うんです。
    ホンダが当初空冷だったのも理由は同じ。
    時代は流れ911も大排気量の発動機になって馬力も上がって
    ウォーターポンプの
    ロスなど無視できる規模になった。
    さらに、小型発動機ならばそうでもないが
    大型の発動機を空冷しようとするとむずかしいという面もある。
    というわけで空冷の必要もなくなった。
    というわけです。

  • ホンダも昔は空冷エンジンの乗用車を売ってましたがやめました。
    空冷をやめた理由には空冷を採用する理由が関係しています。
    ホンダやポルシェを含んで内燃機関では究極エンジンは燃料の燃焼により100%動力にして取り出すこと=熱になって逃がすエネルギーは0です。
    両者はこの理由から空冷程度で十分な究極エンジンを目指しました。
    実際に何十年開発しても取り出す動力とともに熱も増えるため(=熱効率の限界)最終的に空冷を放棄します。増えた熱を最も効率良く空気中に逃がすにはエンジンに空気をあてるより水を使って熱を移動させ走行風を効率良くあてることが有効であることは他のメーカーによって実証されています。
    特にリアエンジンの911では熱をフロントに移動させるメリットが大きいと言うことです。

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