ポルシェ マカン 「SUV・セダン・ステーションワゴン・スポーツカーのいいとこ取り。」のユーザーレビュー

SUV・セダン・ステーションワゴン・スポーツカーのいいとこ取り。

2020.8.16

総評

あれもこれも欲張ると、だいたいどの項目も50〜60点の中途半端なクルマになってしまうのですが・・さすがはポルシェ。
期待に完璧に応えてくれました。


※こちらのクルマ、売却予定があります。
価値の分かる方に乗って欲しいので、興味のある方はご連絡下さい。

満足している点

走行約5,000kmの新古車を購入してから約1年、20,000kmちょい走りました。
そろそろこのクルマを正当に評価できるのはないかと思うので、率直な感想をお伝えします。

まず結論から。
最高のクルマです。
非の打ち所がありません。

今回私がクルマ選びで重視したのは以下の8つです。

①飽きないデザイン。
②所有欲を満たせる。
③運転が楽しい。
④4人座れる。
⑤キャディバッグが2セット以上積める。
⑥速い。
⑦曲がる＆止まる。
⑧音がいい。

マカンの前に乗っていたゲレンデ（G350D）でも、①〜⑤は満たしていました。
問題は⑥〜⑧です。
これはつまり、スポーツカーの特徴です。
「広くて乗り心地が良くて、カッコよくて速くて楽しいクルマが欲しい」ということですね。
贅沢です（笑）

いろいろ調べた結果、これを全て満たせるのはマカンしかあるまい・・と思い、ディーラーで「素マカン」「マカンS」「ターボ」に乗らせてもらいました。
試乗車の無かったGTSは、Anyca（クルマの個人レンタルアプリ）で1日レンタルさせてもらいました。
試乗の結果は・・GTS一択でした。
①〜⑧を全て満たせるのはGTSだけだったからです。

その時点で新車の注文受付が終了していたため、程度のいい新古車を探すことになりました。
（待つのが苦手な私にとっては、むしろ好都合だったかもしれません）
GTSは中古の数がそもそも少ないのに、後付け不可能な以下のオプションを必須条件にしたので、ますます時間がかかりました。

・エアサスペンション
・パノラミックルーフシステム
・アダプティブクルーズコントロール（ACC）

エアサス付きの車両にしたのは、車高を下げて乗るためです。
SUVですが、大きめのセダンのように変身させられるのでは・・と思ったのです、
エアサスモジュールを付けて車高をグッと落としてみると、まさに狙い通りのスタイリングと挙動になりました。
セダンよりも空間にゆとりがあるのに、SUVのような腰高感はない。
滑るように走り、吸い付くように曲がる。
居住性と積載性を全く犠牲にすることなく、鋭い加速と心地いいエキゾースト、コーナリングの楽しさが味わえる。

「これだよ、これ！」
思わず膝を打つ、というのはこういうときに使うのでしょう。

不満な点

一つだけケチを付けるとすれば、都内のコインパーキングに停める際にはかなり気を遣うことです。
ロック板方式のところだと、両方のタイヤがギリギリ通る（もしくは通らない）設定のところが多く、ミリ単位のテクニックが求められます（笑）
ただ、これはホイールをオーダーした際にほぼツライチの計算にしたためで、純正のままで乗るならそれほどシビアなことにはならないでしょう。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験