９１１乗りのイメージについて（ポルシェというブランドに対してでも構いません）

Question

今の９１１オーナーに対する一般のイメージや、９１１オーナーの思考が自分と違ってきているように思えるので、現状を教えていただきたく質問しました。

自分の中では、「車オタク、走り好き、知識豊富、医者、真面目、堅実、経営者、車好き堅実女性が乗る。」等のイメージが昔からあり・・・

いや十年、二十年前は、確かに良い意味で似たようなオーナー像のイメージが、複数の雑誌に書かれていました。

しかし知恵袋で、９１１やカイエンを絡めた奇妙な質問を何度か見かけたりもしたので、もしかしたら９１１へのイメージがかなり変わってきているのではないか？と思うようになりました。

９１１マンセーで他は受け付けない。マゾっ気あるうんちくオーナーがいるのは昔からですし、見た目のブランドのためにカイエンやマカンを買う人が急増しているのも知ってはいますが、９１１に対しても同じミーハー度でオーナーになっている浸透度が回答者様のイメージから感じられればと思います。

気張った回答を期待しているのではなく、一言でも構いません。

Answer 1

元９９６のオーナーです。
ちょうど空冷世代のポルシェとその後997後期で直噴化された後の世代の合間の車で、オーナーのタイプが変わっている事もとても感じていました。
（あくまで個人的に全体像をとらえたときの私見です。必ずしも全体には当てはまらないと思います。）

空冷時代のポルシェに乗っていた方は、やはり本当に車が好きな方、その中でも少しマニアックな路線の方が多いように感じます。車のメカニズムを語るとそこに愛を感じる方が非常に多かったです。また、911への愛が今よりも強かったです。MTの比率も今と比べ非常に高かったです。
996に乗っていた方は、私自身もそうですが、911というブランドへの執着よりも本当に楽しめるスポーツカーを求めている人が多いように思います。車自体が好きな人が多く、また、MTの比率も今と比べるとかなり高かったです。ここまでは左ハンドルの比率も非常に高かったです。つまり、輸入車＝左ハンドルという世代の人がそれなりにいたともいえるかもしれません。

では、直噴化後はというと、まず、MTで乗る人が一気に減りました。左ハンドルも減りました。左ハンドルは本国オーダーしない限り手に入らないというレベルまで減っています。乗っている人も昔より911や車を愛している人の比率が減り、どちらかというとステータスシンボルとして買っている人が増えたように感じます。
空冷時代の911好きが991についているエグゾストの音量制限ボタンを見てよい機能だというとは思えません。そういう機能が受け入れられるようになったということは顧客が変わったということです。

なので、かなり変わったのは事実なんだと思いますし、購買層が変わってきている以上、仕方ないことなんだと思います。
(左ハンドルやMTが普通に新車で手に入らない911なんて、996の時代では想像できませんでした。997後期でPDKが出たあたりから少しずつ変わり始め、991で完全にかわってしまったんだと思います。

質問者からのお礼コメント

９１１しかなかった頃は見向きもしなかった世代、若い世代の回答を期待していたのですがなかなか。

模範的解答ということで選ばせていただきました。
　
ポケベル、携帯電話すらなかった時代、そして現代と時代も変わっていますしね。
　
自分は子どもが産まれるまで、軽量化でエアコンレス、バケットシートのポルシェしか乗ってこなかったので、快適な水冷ポルシェを買った時の寂しさが忘れられません。

Answer 2

９１１が絶対的な早さを誇り、唯一無二の
現実離れしていない選択肢だった時代が終わり、
公道やサーキットでの速さを求める人も
いろいろな選択肢が出てきてのは事実だと思います。

以前の９１１は
「ポルシェを着る」という表現すらあったような、
走りに徹したモデルでしたが、
現在の９１１は
気難しいクラッチワークもなければ、
室内も運転席は十分に広く快適ですし、
エアコンもオーディオの音響も十分に快適です。
水冷以降は、壊れにくくもなり、誰にでも扱えるクルマです。

「走り好き」という要素がなくても
手を出せるクルマになったのだと思います。

1994年のカレラの価格は１１５０万円。
サラリーマン平均年収も、外国為替レートも現在とそう大差ない状況。
勝ち組の格差が広がった現在の方が、収入的にも９１１を購入可能な人が増えたのだと思います。

現在的には、９１１を乗る人イメージを
語ることに意味がないと思います。

過去に９１１に憧れていた世代が
年齢を重ねて収入も増えてきたので乗っているケース。
若いけど、クルマが好きな人。
単に金持ちアピールのアイコンとして保っている人。
いろんな人が、
いるのだと思います。

Answer 3

ポルシェは356の時代からメンテしています・・
911の初期モデル2,0はエンジンが全て壊れた事は知っていますか？
ウイッキー等、どの様な処にも一切書かれてはいません。

ディラー人では有りませんが、毎日の様に修理しましたょ・・
当時はクーラー無しですから、エンジンの取外しは20分程度で出来ます。

此の時にP社は如何したか？と言うと、日本のM社のファミリア1,000ccのエンジン機構を真似て、欠陥箇所の対策をしたのです。この件は当時のデーラーM社でもトップの数人しか知りません。私が何故知っているか？と言うと、ドイツP社因り上記のエンジンを2機送って欲しいと言う、依頼にかかわつた一員なのです。

抑P社の911は、アメ車のコルベアの真似ですからね・・下写真の下側。

一年経たない内に新機構のエンジンに成りましたが、内部を確認するとM車と同じ構造に成っていました・・934迄メンテしていましたが、水冷に成ってから全く魅力を感じません。フェラーリもメンテしますが、同じ様にインジェクションに成ってから、魅力が有りません・・512以降見たく有りません。

Answer 4

911って使い勝手の悪い車だと思うんですよ、むしろMRのケイマンの方が荷物も沢山積めるし、積みやすいし。
後部座席に大きな荷物を押し込むのは腰痛持ちの私には苦痛です。
山道を軽快に走りたいならケイマンの方が向いているだろうし、じゃあ何処に911の価値が有るのだろうかと考えた時、ガチガチの鉄の箱が走っているような普通では無い乗り物こそ911の価値なのだなと思う訳です。
動力性能や減速性能を考えても走る事に特化したモデルで有る事は明白で911と言う車を選ぶ時点で犠牲にしなければならない部分が沢山有りますから、いつの時代も911乗りはリスペクトされて当然だと思うのです。

Answer 5

イメージになるかどうか判りませんが、実際に経験した事ですが、
ポルシェディーラーで過ごしてると、入ってくるオーナーさんは、身なりや雰囲気が、悪い意味ではなく、『この人何をしてる人だろう？』という感じ。(私服っぽい格好でITとかベンチャーの社長さん？みたいな)
某三星マークのディーラーに居た時に入ってきたのは、『会社の社長さんかな？リタイアされた位かな？』という感じの紳士で、一緒に居る奥様はベ●ツよ、ベ●ツ。みたいな御夫婦でした。
たまたまかもしれませんが、ご参考までに。

Answer 6

50年前からポルシェにあこがれていて、最近マンションのオーナーになった友人が911の996買いました。薄っぺらではないコアなマニアが乗る車というイメージです。私はポルシェがもっと買いやすかった時代、ボロでもいいから空冷を乗っていればという思いがあります。