ポルシェ ボクスター （オープン） 「それでも楽しいボクスター、ずっと乗り続け...」のユーザーレビュー

それでも楽しいボクスター、ずっと乗り続け...

2007.9.25

総評

それでも楽しいボクスター、ずっと乗り続けることでしょう。いつかは手にしたいという題で投稿後3年経ちました。スポーツカーには依然として我慢がつきもの。しっかり走って、しっかり止まる。これだけでもボクスターに出会えて良かった。前から、後ろから、横から、そして斜めからと、どこから眺めてもうっとりするボディー、飽きが来るどころかますます好きになるデザインです。ポルシェがドイツで作られるということになぜか納得しています。そういえばSLKにも同じ印象を持ちました。ドイツ流のかっちりした、頑固で、それでも楽しみを与えてくれる車、そんなイメージの頂点にあるのが私にとってはっボクスターなのでしょう。

満足している点

操る楽しさに満ちていることに尽きる。2004年モデルを新車で購入し、今年の2月で車検を取り4年目に入った。思い描いたように曲がり、止まるという当たり前のことが実に簡単に出来てしまう。これは簡単なようで難しい。不安なく加速し、そして止まる。このことがもたらす安心感の上に楽しさがあるのだろう。純正でボーズのサブウーハーを付けているがこれは、オープンでもクローズでも十分に満足できる音を満喫できる。シルバーのボディーカラーと紺の幌の組み合わせがとてもマッチしており気に入っている。自然吸気による滑らかな加速は小気味よい。カーブの時の安心できる接地感はとても優れており、山道のドライブが楽しい。

不満な点

新車で購入後経験したことを、ディーラーの対応など含めて述べよう。まず、新車保障が2年間しかないこと。今時短かすぎないだろうか。その間に起きた故障は、エンジンスタートできずエマージェンシーサービスを受けたこと。キーシリンダー内部でピンが折れたとのこと。このサービスには是非加入することをお勧めする。修理のための搬送、代車準備など手際よいサービスを受けられる。スモールランプの球切れが3年間で3回、技術料込み1回約5千円かかる。ヘッドランプが点灯しなくなり夜間に怖い思いをしたが、スイッチの接触不良とのことであった。滅多に開けたことのないサンバイザーを開けたらプラスチックのヒンジが折れて、交換が1万円ほどかかった。1回目の車検は法定費用を除いて30万円ほどかかったがこれはスポーツカーなので内容から見て妥当で、これくらいはかかる。ドアのオートリモコンが利きが悪く近い内に修理となりそうである。こうした不都合があった場合には、購入したポルシェセンターに持っていくのだがその対応は、例え購入したところでも、そうでなくても売り手優位の考えなのか、今時の商習慣からは考えられない対応で驚くことが多い。折角本国ドイツでよい車を作っているのに売る側の対応でがっかりさせられるのは所有者だけではなくドイツの製造者にも悪いのではと思う。どうも個人の問題というよりも基本的な社員教育に欠陥があるように思えるのでポルシェジャパンによる内部努力に大いに期待したい。車自体の欠点として、雨天時にドアを開けるとAピラーから一直線に大量の水が車内に入り込む。16インチ純正のアルミホイールはデザイン上汚れが落としにくい構造だ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験