92年式ポルシェ964ターボの維持費。
※この文章はあくまで私個人の感覚、経験によって書かれています。車関係の単語、メーカーの歴史等、私が独自に学
2010.1.10
- 総評
- 92年式ポルシェ964ターボの維持費。
※この文章はあくまで私個人の感覚、経験によって書かれています。車関係の単語、メーカーの歴史等、私が独自に学んだ意味で書いていますのでその旨をご了承の上ご覧下さい。「~の意味が違う!」等とクレームを言われても対処のしようがありませんのでご理解をお願いします。また、年式が1994年、グレードがターボ4WDとなっていますが選択肢から1番近いものを選んだだけです。本当の年式は92年、グレードはターボ、4WDではなく2WD(RR)です。
購入から8年目になります。正直な話、私も購入前は維持費や故障した時の修理費等、不安はたくさんありましたがすべてが杞憂でした。基本的にオイルの状態、交換にだけ気を配っていればまったく問題ありません。また、「雨の日に乗ると壊れる!」等の天気関係のウワサも聞きますが雨の日どころか雪の日でも大丈夫(もちろん積雪量や運転の仕方等にもよりますが。)です。台風クラスの大雨の日に屋根の無い所に停めっぱなしにするとちょっとよくないかな?と言う程度です。HPのデータやブログで説明していますが、私はかなり普通にこの車を乗っていました。基本的に通勤は電車やバイクでしたが、真夏の炎天下だろうと真冬の雪降る中だろうと車で出かける用事があればまったく普通の車と同じ扱いで乗っています。このように普通に乗って年間だいたい5.000~8.000キロくらい乗った維持費の合計は7年間で1.366.786円、平均すると1年当たり195.255円の維持費でした。この数字はガソリン代、駐車場代、毎月の保険料、毎年の自動車税を除いた金額です。具体的に言うと整備代、タイヤ、パーツ代、工賃、車検等すべて込みでの金額です。この金額をどのように感じるかは人によって違うと思いますが、私は正直非常に安いと思います。これだけの金額でこの楽しさ、快感が得られる車はそこまで多くはないと思います。車が好きな方(ジャンルにもよりますが)だったら確実に共感して頂けるような魅力に溢れています。
- 満足している点
- 長所、短所は人によってとらえ方が違うので、よく964系のポルシェに対して聞かれた事に対する私なりの見解を箇条書きにしてみました。あくまで私なりの見解ですのでご了承下さい。なお、全部の答えはあくまできちんとメンテナンスを受けていると仮定して答えを出しています。どんな輸入車だろうと国産車だろうと、メンテナンスをきちんと受けていなければ壊れます。
Q1:ポルシェの964系はすぐ壊れる?
A1:これは間違いです。カレラだろうとターボだろうと全然壊れません。ただ、走り方によってはちょっと違います。きちんとこの時代のポルシェに合った走り方(964ターボで言うとそれなりにエンジンの回転数を回して走る。)をしていれば全然壊れないです。
Q2:964系はエアコンはほぼ効かない?
A2:これは間違いです。変な言い方ですが腕等のエアコンの風が当たる部分はしびれるくらい効きます。暖房ももちろん温度を最大にしていると頭がボーっとしてクラクラするくらい効きます。ただし、エアコンのガスチャージは必要です。
Q3:964系は手がかかる?
A3:これはある意味正解です。もちろん手がかかると言っても人によって感じ方が違うと思いますが、一応手がかかるのではないでしょうか?例えば、暖気運転ですが、まずエンジンをかけて走り出したらエンジンや駆動系が暖まるまでゆっくり走ります。シフトチェンジもダブルクラッチ(1速から2速にシフトチェンジする場合は1速に入っている状態でクラッチを踏む。→ギアをニュートラルに入れる。→ニュートラルの状態でクラッチを戻す。→ニュートラルの状態でクラッチを踏む。→2速に入れる。)で行って駆動系も暖める。と言うように普通の車とは違った走り方が必要だと思われます。もちろん暖気をしないで走っても問題はないのかもしれませんが、この時代のポルシェはきちんと暖気運転をした方がトラブルが出る確率を下げられると思います。暖気運転以外にも、駐車場の車輪止め等は種類によってはエンジンにぶつかる高さがあるので、いちいち外に出て確認しながらバックして止めなければならない、車高が低いのでガソリンスタンド等に入る時に斜めから入らなければならない(これは車高によって違うので何とも言えません。)等、普通の車よりも手がかかったり、気を使ったりする場合は多いです。
- 不満な点
- Q4:渋滞にはまるとすぐオーバーヒートする?
A4:これは間違っています。私も真夏の首都高の大渋滞にはまった事がありますが全然オーバーヒートの気配すら見えませんでした。エンジンオイルの温度も規定の数値内でまったく安定しています。
Q5:964系のクラッチは1~2万キロくらいしかもたない?
A5:これは間違っています。きちんと回転数にあったギアチェンジをしていればそんな2万キロくらいで無くなる事はないです。またちょっと注意なのですが964系は低速から非常にトルクがあるのでアイドリングスタート(静止状態から発進する時にアイドリングの状態でクラッチをそっと離して行って、ゆっくりつないで発進する事。アクセルは一切踏まない。もちろん坂道等はつないだと同時にアクセルをゆっくりつなぐ必要があります。)が必要です。無駄に回転数を上げてつないだりしていると減るのはその分早くなります。きちんと上記の事を守っていれば10万キロくらいはもちます。私が聞いた話では22万キロクラッチ無交換と言う方もいらっしゃいました。
以上が私の経験からの意見です。再度確認になりますが、これはあくまできちんとメンテナンスしている車に限りますのでご了承下さい。
以上が私が7年間、1992年式の964ターボを所有して出した簡単なプレビューです。今の車から考えれば超ドッカンターボで乗りにくいと感じる方もいらっしゃるでしょうし、最近の車には速さではかないません。しかし同時に最近の車にはない魅力がたっぷり詰まっているのも事実です。ここでは説明しきれないくらいの魅力に溢れる車です。詳細にご興味がある方はHPをご覧下さい。yahooやgoogleの検索で「ぴんぽる」とひらがなで検索すればすぐ出て来ますのでよかったらどうぞ。
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