プジョー 5008 「3列シートSUVでトップレベルの実用性」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

まるも 亜希子
まるも 亜希子(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
4
積載性
5
燃費
4
価格
4

3列シートSUVでトップレベルの実用性

2021.10.29

年式
2017年9月〜モデル
総評
全長4.6m強で3列シートを備えるSUVとしては、高いレベルで走行性能と居住性、使い勝手を備えているモデルだと言えます。デザインも先進的で個性があるので、生活感が出にくいところも魅力的ではないでしょうか。
満足している点
通常でのしっかりとしたハンドリングやコーナリング性能の高さ、乗り心地のよさといった走行性能に加えて、ADASも進化したことでロングドライブが格段にラクで快適で楽しいクルマになっていると感じます。
不満な点
メーターパネルが高めに配置され、全体的にドライバー側に傾斜したようなインパネデザインは先進的ではありますが、個性的な形状のステアリングなど、やや好き嫌いが分かれる可能性もあると思います。
デザイン

5

マイナーチェンジで激変したフロントマスクは、フレームレスデザインを採用したグリル、グラデーション処理で境目がぼかされているヘッドライトなどが大きな特徴。先進的でプジョーらしいデザインだと感じます。
走行性能

5

400Nmのトルクを悠々と湧き出させる2.0Lディーゼルは、パワフルで余裕たっぷりの走り。1.5Lガソリンに比べるとややノイズが気になるものの、高速のクルージングも快適です。ガソリンモデルの軽快感も魅力的。
乗り心地

4

低速域で少しドタバタとするシーンはあるものの、中速〜高速域でのギャップを一発でいなすところや、カーブの出口で踏ん張りを見せる乗り味はプジョーの本領発揮といったところ。後席でも快適に過ごせます。
積載性

5

3列目シート使用時でも、日頃の荷物はしっかり入るだけのスペースがあり、3列目を床下に格納するとフラットで762Lもの大容量スペースになります。開口部もきっちりとスクエアで、高さもあるので優秀です。
燃費

4

ディーゼルモデルはWLTCモード燃費が16.6m/Lとなっており、実用燃費も14.0km/Lくらいは稼げるようです。ガソリンモデルはWLTCモード燃費が15.6km/Lで、3列シートモデルとしては標準的です。
価格

4

ディーゼルモデルは割高というイメージがある中、ベースグレードがディーゼルというのは、豪華な装備が不要な人にとっては魅力的。シートヒーターなどが付かないのは残念ですが、お買い得感が高い1台です。
まるも 亜希子
まるも 亜希子
自動車ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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