プジョー 308SW PHEV 「ステーションワゴン唯一のPHEV」のユーザーレビュー

ステーションワゴン唯一のPHEV

2023.11.8

総評

フランスのプジョーサイトでは価格は日本円で750万円以上というプライス。これが日本では600万円マイナス45万円(PHEV補助金)という破格である。このレビュー記載時点で、ドル150円。今後インフレ加速するとどうなるんでしょう？
日本経済の落日前に初めて外車買いましたが
とても良い買い物だったと思ってます。リセールは、ほぼあきらめてますが。

満足している点

1ヶ月でのレビューです。乗り心地、静音性、日常領域の十分なパワー、そして燃費。全て良い。
普段の買い物や出勤程度ならば、ほぼ電気駆動で足りる。遠出の時はハイブリッドとして走るが、それでも燃費は良い方かと。e-saveで電気を残しておけば、街中の燃費低下を防げる。高速での加速はかなりパワフルに加速する。静かで穏やかな力持ちさん。ハイブリッドシステム+AT8はアイシン製。エンジンはBMとシトロエンプジョーの合作であり、それだけでも面白い。日独仏の動力におフランスデザインという、美味しいとこ合わせてるのが、とても稀有で良い。2023時点で、ステーションワゴンのPHEVは、ステランティスしか出してないと思うが、それらのシリーズの中で、最もコスパが良い。ディーラー行って、試乗したその日に即注文した。

不満な点

後部座席の狭さ。
トランクの幅も狭い。
ボイスコントロールが、すっとぼける。
車重が重いので、タイトなコーナーは18インチタイヤの力で踏ん張って曲がる。
ACCの追従は、煽りがち。車間もっと開けてもいいのではないか。オートリアゲートは、時々最後まで閉まらないことがあるので、ちゃんとしまるか、ドキドキしながら最後まで見届けている。ちゃんと閉まるとうれしい。まぁフランス車だし、かわいいので許す。ちゃんとディーラーでもエラーコード拾ってるらしいが、対策待ち。

デザイン

5

複雑なエッジプレス。
牙ライクなデイライト兼ウインカー。
以前の野暮ったいデザインからは想像できない飛躍ですね。

走行性能

4

１８インチタイヤはおそらく早くすり減るであろう。
1.7tと重いため、コーナリングはそれなり。軽快とは言えません。パワーは国内では必要十分。

乗り心地

5

大変静か。車内での会話にストレスを感じません。
乗り心地はフラットかつしっとり柔らかめ。
しかし、猫足ではないと思います。

積載性

3

折り畳んだベビーカーはなんとか横置きできました。ゴルフバッグは多分後部座席を倒す必要があります。横幅狭めです。

燃費

5

EV走行と合わせた合計燃費は50km/Lとか出てしまいます。バッテリー使い切った後の燃費だすと、郊外でも18km/Lくらいのようです。トータル燃費を伸ばすには、街中はEV走行、郊外高速はなるべくバッテリー温存(e-save)したハイブリッド走行の利用が良いようです。
長距離を出かける前の晩、出かけた後の夜に、深夜電力で充電してます。3kwで約4時間ほど。電気代は一回あたり250円くらいでしょうか。

価格

5

現時点で海外では、かなり高額な価格設定のため、日本国内ではかなり安く買える印象です。
今後、さらに値上がりするのかもしれませんね。

故障経験