プジョー 308SW （ワゴン） 「正常進化した３０８ＳＷ ３０８ＳＷが早くもリリースされたので、試乗して来ました。 しっかりしてしなやかな足回りは、ＨＢと同様に５５扁平のタイヤが適正サ」のユーザーレビュー

正常進化した３０８ＳＷ ３０８ＳＷが早くもリリースされたので、試乗して来ました。 しっかりしてしなやかな足回りは、ＨＢと同様に５５扁平のタイヤが適正サ

2008.9.20

総評

正常進化した３０８ＳＷ
３０８ＳＷが早くもリリースされたので、試乗して来ました。
しっかりしてしなやかな足回りは、ＨＢと同様に５５扁平のタイヤが適正サイズのようで、接地感もたしかで安心して走れる運転の楽しい車に仕上がっています。　
ＨＢでゆとりを感じた１６００のターボエンジンも２００kg近く重くなったＳＷでは、２名乗車でもゆとりはあまり感じられず、５％程度の緩い上り坂でも３０００回転程度まで回さないと十分な加速が得られません。　ＡＴもマッチングがイマイチというか、少し滑って変速しているように感じました。　
動力性能にゆとりを持たせるなら、４ＡＴよりシトロエンＣ４ピカソのようにクラッチレスのＡＴ機能付きロボットＭＴを積んで欲しいところです。
ＭＴなら燃費も良いし、ＨＢより約２００kg重い分もＭＴの動力伝達効率のよさでカバーできるはずです。　ＭＴというと渋滞の多い日本では辛いですが、ロボットＭＴなら渋滞時は自動変速機能でラクに走り、楽しみたいときはＭＴモードで運転もさらに楽しめるようにもなります。
結論
質感が３０７ＳＷよりずっと良くなり、乗り心地も静粛性もハンドリングもさらに良くなりました。　３０７ＳＷより明らかに高級な車になったことは認めます。
ユーロ高という逆風もあり、高級化により現地価格も上がっているので価格ＵＰは理解できますが、それでもライバル車のゴルフバリアントと比べると割高感を少し感じます。
３１０万円程度で５人乗り仕様のプレミアムグレードが欲しいところですね。
ＨＢとの差別化もわかりますが、このクルマは５人乗り仕様で十分です。
プジョーにももうすこし価格面の見直しをしてほしいところですね。

満足している点

・室内の質感が３０７より良くなったこと。
・出来のいいシート。
・静粛性の上がった室内。
・標準装備の気持ちよいグラスルーフ
・走りが楽しいこと
・試乗すると納得できる価格
（でもゴルフバリアントと比べると割高感が）

不満な点

・瞬間燃費計の表示位置がなぜメーターパネル中央に移動したのか？
（コンソール中央の視線移動の少ない位置に２０７や３０７はありました。)
・今時ガソリンタンクキャップをカギで開けること。
（プレミアムを謳おうとしているのにこれはダメでしょう）
・ユーロ高の影響で割高感のある価格。
・７人乗りしか選べないこと。
・床下に収まらない邪魔なサードシート。
・ＨＢに比べゆとりの少ないエンジン

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験