プジョー 308SW （ワゴン） 「乗り心地がよい」のユーザーレビュー

乗り心地がよい

2017.1.15

総評

外装、内装ともにパッと見は高級というより、少しおしゃれかな、な感じですが、高速巡行していると、高級車に乗っていると錯覚する乗り心地です。一方、街乗りでは電動パワステの強力なアシストのおかげで、コンパクトカーの様な取り回しです。　最高です。

満足している点

やはり、静か、必要十分な加速力、安楽だが、フワフワとはしていないサスペンションに非常に満足しております。
また、パノラミックルーフはこの車の最大の個性だと思います。実はこのはめ殺しタイプのパノラミックルーフを目当てにして車選びをしていたので、308SWにたどり着きました。
前の車はオープンカーでしたが、車マニアでもある自分以外の同乗者ってあまり屋根を開けたがらない、というか迷惑行為に近かったので、開けなくても空が見えるパノラミックルーフはとってもいいです。

不満な点

よく言われていますが、確かに後席の背もたれの角度が、たち気味です。大人4人が常時乗る用途ではつらいかもしれませんが、たまに4人、5人で普段は2人という使い方であれば、まあいいか、と割り切れます。
おそらく、前席に夫婦2人、後席に子供2人、ラゲッジスペースにキャンプ用品といった用途に最適化されているのでしょう。そういう用途の方にはど真ん中だと思います。
後はドリンクホルダーが、前席に１つしかない点と、右ハンドル車のグローブボックスがヒューズボックスで占められほとんど空きがない点も残念です。

デザイン

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走行性能

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以前が、Cクラスセダンや、330ciとFR車だったので、FF車である308SWは、急発進時には前輪が滑ってしまったり、雨の日に首都高のつなぎ目を曲がりながら加速する際にすべったりしますが、FF車なのでしょうがないですね。
ただ、トルクが10年前のCセグメントドイツ車でいうと、2.6リッターNAなみにあるので、日本の速度域では、街中も高速も十分速く加速できます。まったく不満がありません。 ドイツと違って、200Km/h以上で巡行するわけではないので、トルクとふけ上がりさえ良ければ、馬力はあんまり関係ないと感じます。308SWのエンジンはフランスや日本の速度域に対して最適な設計（日本はたまたまでしょうけど）だなと思います。
あと、中高速での直進安定性は素晴らしいです。

乗り心地

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街中の低速域では、若干ドイツ車っぽいサスペンションの硬さがあります。ただし、ドイツ車より車重が軽いので、段差もコトンコトンという感じで不快な感じはしません。また、ハンドルが軽いので、日本車の様に取り回しが楽です。ただ、一点日本車と設計思想が違うのか、クリープ現象が限りなく弱いのでアクセルをちゃんと踏まないと発進しません。これはドイツ車と同じです。
いっぽう、高速での巡行は「安楽」そのものです。地面に「ベターーーー」でも「フワアーー」でもなく、地面に「スーーーー」と張り付いている感じで、安楽ながらも安心です。
また、遮音性も高いようで、一定速度で巡行している限りエンジンの音などほとんどわかりません。目の車が、BMWで、マフラー音が重低音で響く演出だったのですが、308SWに乗り換えて、「自分はやっぱり、静かな車が好きなんだなあ」と気づきました。これは好みの問題とも思いますが。
308SWのスポーツモードは、ある意味、この車の特性の半面教師の様にうるさく、2日くらいで飽きました。でもたまにこんなモードで走れるという遊び心がある点は、とっても好印象です。欲を言えば、スポーツモードの人工的エンジン音だけなくて良いです。

積載性

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外から見たよりもラゲッジスペースは広いです。

燃費

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街中で11km/L, 高速で20Km/L くらいです。

価格

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故障経験

まだ、納車後2週間程度なので、何もおきておりません。