ニックネーム非公開さん
プジョー 308CC (カブリオレ)
グレード:CC ローランギャロス_RHD(AT_1.6)
2012年式
乗車形式:マイカー
前モデル307CCで見られた各所からの異音や窓落ちなどのトラブルから今までのところは開放され、疲れ知らずで走り抜けられることに満足している。できるな
2013.5.11
- 総評
- 前モデル307CCで見られた各所からの異音や窓落ちなどのトラブルから今までのところは開放され、疲れ知らずで走り抜けられることに満足している。できるならば7年間で20万キロ走行くらいを目指して予防整備しながらでも乗り続けたい。機械としての性能や仕立ての精密さの点では他メーカーにもっと優れたものがいくつも存在するが、クルマを単なる移動運搬のツールとしてではなく生活シーンの一部として相棒としてそれに接したいと考えるので、お洒落で愛着が持てるこのデザインはビンゴ! 国産車にこの魅力が備わった車種がないのが残念。所詮人間なれば、モノも人も同じく初対面の外観印象が全てを支配する、本質の評価は後からついてくるものだ。最終的には、自己満足と自己責任に帰納する。
- 満足している点
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- 不満な点
- 外装に使われているメッキ樹脂部品やラバーパッキンなどの部品耐候性・耐久性が前モデルの場合よりも弱くなっているように思われる。外観印象的にはずいぶんと進化しよく検討されたであろう事がうかがえるだけに、コストダウンなのか部品調達事情なのか分からないけれども、ちょっと残念。燃費実績としては高速走行時15km/L、街中走行時9km/L、平均12km/L程度にとどまり、6ATの効果が期待ほどでは無いのが少し残念。RCZ MTが高速走行時20km/L近いと聞くが、やはり車重とATによる限界か?
- デザイン
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- 前モデルからの乗り換えになるが、内装仕上げは高級化している。特にシート革とクッション詰め物の品質が良くなっている。以前のブラックレザーは座面がよく滑ったものだったし塗装の摩耗も早かった。このグレードは座面に子孔がたくさん開けられているので蒸れにくい。シートヒーターは冬期に恩恵がある。雨天時にドアを開けると多少雨水がしたたり落ちてくるのは致し方ない。外観デザインは前モデルよりおとなしくなったが、それでも凄みは残されている。シルバーモールやボディプレスラインなど、非日常的なお洒落感を漂わせる内外装デザインは(好き嫌いあろうが)従前よりもラグジュアリー志向にデザインされたものであろう。峠を攻める走り屋向けというよりは、むしろ都会の街角に華を添えるクルマという印象を抱かせる。
- 走行性能
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- 車重が大きいので加速性はスポーツカー的外観から推測されるほどではないが、公道でアクセルを踏み込んでももたつかないので実際困ることはない。中低速のトルク重視のセッティングは実用走行速度域を考慮したものであろう。この車のコンセプトにおいても、最高速度域での機動性能が論じられるべきではない。むしろ街中や郊外でのゆったり走行を意識させるようなチューニングだと理解したい。平均燃費はカタログ値に近い。硬めではあるが、ショックアブソーバーはよく機能していると感じられる。
- 乗り心地
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- 足回りが硬めかつ18インチタイヤを標準装備しているためか、路面の凹凸ノイズは感じられやすい。しかし、路面段差を超えるときの衝撃は不快ではない。ハッチバックモデルと同じ駆動スペックながら車重が大きいせいか、大型船に乗っているかの如く悠然としていてバタつく感じはしない。総じて乗心地はよく、800kmくらい連続走行しても眼も体も疲れにくいのが有難い。後席はお尻が少し落ち込むような姿勢になるが、全モデルよりは乗せられても楽になったと聞く。タイヤ銘柄をかえるとまた印象は変わるだろう。通常走行では室内は静か、よく遮音されている。エンジンを吹かしてもサウンドは官能的ではないし、演出もない。
- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験