日産 ティアナ 「確かに上質 こちらもレンタカーで1日借りましたが、かなりいい車でした。サイズ、乗り心地、見た目のすべてが高級車「風」ですが、これはこれはアリかと思いま」のユーザーレビュー

確かに上質 こちらもレンタカーで1日借りましたが、かなりいい車でした。サイズ、乗り心地、見た目のすべてが高級車「風」ですが、これはこれはアリかと思いま

2011.2.3

総評

確かに上質
こちらもレンタカーで1日借りましたが、かなりいい車でした。サイズ、乗り心地、見た目のすべてが高級車「風」ですが、これはこれはアリかと思いました。アジア某国の地域最高級ホテルの専用送迎車としても使われていましたので、とにかく見た目の高級感を重視するアジア諸国には歓迎されると思います。
まず、特徴として感じとれたのは以下の点です。
・でかくなりました。旧車でいうとローレルの後継車的なイメージだったのが、今やセフィーロクラスのサイズです。現行車種ではクラウンとほぼ同じサイズですが、こちらの方が巨大に見えます。
・押し出しの強い巨大なメッキグリルも賛否両論かもしれませんが、私は良いと思いました。
・スポーツ性よりも乗り心地を重視したまったり系のハンドリング。日産車では珍しくロール大きめですが、FFラージクラスの車に合わせた性格づけなのかなと思いました。

満足している点

きっちりした静粛性。私はトヨタ車に乗ってますが、日産車の方がロードノイズ処理がうまいですね。低周波系の音以外はあまり気にならず、不整路面での雑騒音も車内に反響しない造りになっています。以前はラフェスタの静粛性に関心しましたが、それよりもさらに静粛で上質でした。
・また、V6エンジンならではの上質な回転フィール。VQエンジンはフーガ同様ゴロゴロというスポーティサウンドを聴かせますが、中～高回転域での騒音・振動の小ささは4気筒とははっきり違う上質感です。やはりこのクラスは多気筒エンジンでなくっちゃ！と思いました。
・CVTの制御はスムーズかつ自然で、控えめなカタログスペックの割に案外加速の伸びも良い。
・ティアナの特徴である上質でセンスよい内装。先代よりも洗練されて好印象です。
・全席とも、なかなか座り心地の良いシート。しかもかなり広い。
・横から見るとカッコ良いプロポーション。
・250XLは見た目の高級感の割にはかなりお買い得な価格設定。＋100万円クラスの車に見えます。

不満な点

総評にも書いたサイズの肥大化。フーガ同様、初代はアッパーミドルサイズだったのが大幅なサイズアップでラージクラス化され、サイズ的に所有困難な車になってしまいました。先代からの乗り換え組はサイズ的に本当に大丈夫か確認した方がよいです。（日産でアッパーミドルサイズの選択肢はもうスカイラインしかないですが、もしやこれもアメリカナイズされる？車庫の狭い日本人は安いコンパクトカーを買えばいいんだよと言わないで欲しいです。）
・カタログ燃費は12.6ですが、実用燃費は街乗り＋高速でリッター平均8くらいで全然届きませんでした。
・オートドアロックの音が、ピキっというひび割れたような音で興ざめする。
・デザインや風切り音対策のせいか、ドアミラーが小さく、後方視界が悪い。
・あとは各部のスイッチ類や、メーター、ボンネット内の処理などを高級にすれば本当の高級車です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験