日産 ティアナ 「まっとうなセダンをお探しの方に．． セダンの基本条件といえる４人の大人がゆったりと乗れて、ゴルフバックを４つ楽々収められるトランクスペース。まさに４ド」のユーザーレビュー

まっとうなセダンをお探しの方に．． セダンの基本条件といえる４人の大人がゆったりと乗れて、ゴルフバックを４つ楽々収められるトランクスペース。まさに４ド

2008.6.14

総評

まっとうなセダンをお探しの方に．．
セダンの基本条件といえる４人の大人がゆったりと乗れて、ゴルフバックを４つ楽々収められるトランクスペース。まさに４ドアセダンの正統とか本流というべき仕上がりです。　
変にスポーツ志向に走ったり、見た目を重視したり、それを顧客が求めるから．．．というまず商売ありきではない、ホンモノの４ドアセダンがティアナです。
２．５ＬのＣＶＴに２０分ほどですが試乗させてもらいました。走る、曲がる、止まるがきちんと出来ていて、かなり大きいこのクルマのサイズをそれほど意識させられませんでした。
しかも、足回りと動力性能がよくマッチしていて、かなり気持ちよくコーナーをクリアしていくことができ、なかなかに運転も楽しめそうです。
エンジンの音も全く聞こえないということではなく、かすかに聞こえる程度の適度な遮音性で個人的には好感がもてました。
このクルマは本来上位クラスにあたる、クラウンのロイヤルシリーズとも競合できる内容を持っていると感じました。価格が同じ２．５Ｌで９０万円くらい差がありますから、これは大きな違いだと考えます。
もともとはローレルの後継車でクラウンロイヤルと比べると格下なクルマになりますが、クラウンロイヤルがマークＸと多くの部品を共用して作るクルマになっている現在では、このクルマとクラウンロイヤルの製造原価差はどう考えても価格差に比例していないように見えます。
日産はルノーとの提携で、クルマもよくなりましたし外観デザインもよくなりました。　まだ初めてのモデルチェンジで伝統もブランド性も低くく派手さはありませんが、フルサイズのセダンでまっとうな良いクルマをお探しなら一見の価値はあります。

満足している点

・大人４がゆったり乗れて、沢山の荷物がつめること。　
・走る、曲がる、止まるがきちんとしていること。
・マトモなタイヤ選択でよい乗り心地。
　（２０５／６５－１６と乗り心地重視のタイヤが路面の荒れなどをマイルドに伝えます。このクルマなら、このタイヤで十分スポーティな走りも出来ます。最近は何処をどのように走るため？というおかしなタイヤ設定が多いです。）
・内容からすると２７５万（ＸＬグレード）は割安感があります。
・木目調部品の質感が許容範囲と感じること。
　（クルマの内装のほとんどがプラなのだから、木目パネルもプラでもいいな。と感じられるレベルです。）
・あまり違和感の無いＣＶＴ採用で２．５Ｌでも十分なパワー
　（街中の走行では2000回転程度まで回すだけで十分な加速力を得られます。）

不満な点

・約３０万とやや高いＨＤナビの価格。
・ボンネットの開閉にこのクラスのクルマならダンパーをつけて欲しい。
　（ルノーの影響でしょうか、ここはコストを落とさないで欲しかった。）
・エコの時代に必要性を全く感じない３．５Ｌをライナップすること。
　（このクラスはまだですがヨーロッパ車は省燃費ターボなどで、すでに小排気量化の兆しが）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験