日産 サニー 「B15サニーは正しく評価されませんでした...」のユーザーレビュー

B15サニーは正しく評価されませんでした...

2009.4.21

総評

B15サニーは正しく評価されませんでした。
時代の流行がミニバンになりかけていた頃に発表された4ドアセダンだったことや、B14先代を継承したオーソドックスな外見のために、中身の変化を正しくPRできなかったのでしょう。新設計プラットフォームによる走りの良さ、パッシブアクティブセイフティ設計（当時最高の4つ星）、リーンバーンエンジンやCVTによる低燃費など当時「先進のサニー」も販売実績はそこそこで終わってしまい、車名まで消えてしまいました。。。
輝く太陽光をルーフの太陽光パネルで受け自然と共生するEV(電気自動車）　→　新型サニー(SUNNY)として復活することを期待しています。

満足している点

外装：端正かつボクシーな正統派4ドアのボディが大好きです。
室内：S13シルビア譲りの流れるような面構成のダッシュボードの塊感が良いです。
ボディ：新設計プラットフォームのおかげでこのクラスの他社の車とくらべても剛性感が上がっています。ハンドルを握っても解りますし、プレスドアを閉める際の「バドム！」の音でも実感できます。
足回り：シンプル設計でしっかりしています。新車装着タイヤのままだとサスペンション性能よりもタイヤに先に限界がきて腰砕けになってしまいます。車はタイヤで評価も変わります。私は好みでポテンザRE-01を履きますが、このタイヤはサイドウォールがしっかりしているで容易には腰が砕けずサスペンションの性能をフルに使っている感じが判ります。おかげで普通の町乗りではコーナー、雨降り、急ブレーキでも怖くありません。

不満な点

まずシート、コストダウンしすぎです。滑りにくい滑らかな風合いの良い表皮ですが、それをパンパンに張り詰めているので、深くシートに腰掛け背筋を伸ばし背中をシートに未着すると、シートのお尻と背中の」あたりに常に圧迫感が有ります。
あと、この車が発売された頃に各社の車で「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」が多発した為、メーカーの対策として極端にブレーキペダルの位置が上がりました。おかげで普通の運転姿勢であってもブレーキを踏もうとすると右足首を窮屈に曲げて引き起こしてブレーキを踏むという、とても足首に負担の大きい動作を強いられます。ドライブ中は右足首が痛くて左足でブレーキ操作することもしばしばあります。
最後に燃費ですが決して良くは有りません。e-nenpi計やバキューム計を取り付けて省エネ運転にチャレンジしていますが通勤のみ平均で8～10Ｋｍ/ｌ。前の愛車Z31とほとんど変わりません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験