日産 サニー 「○経年劣化している状態の評価なので、実力...」のユーザーレビュー

○経年劣化している状態の評価なので、実力...

2006.2.13

総評

○経年劣化している状態の評価なので、実力以上に厳しくなってしまったかもしれません。新車の時はエンジンも静かで粘りがあり、なかなかよい車だったのですが、諸々の劣化が早いのがこの車の特徴で、３万キロ走るころには別人になっていました。
○現在では開き直って色々なダメさを楽しんでいる状態です。回らないエンジン、止まらないブレーキ、フニャフニャのサスは、それだけ運転を意識しないといけないので、逆に楽しかったりします。ゆるいカーブでハンドルを切ると、数秒かけて外側にロールし、その後、内側に荷重がかかり始める感覚は、普通の車ではなかなか味わえない面白さではないでしょうか。
○旧年式の車が好きなため、エンジン音とロードノイズの遮音さえしっかりしてくれれば、サスやライト類の交換、音響関係、タワーバー補強などで手を入れて、あと５年は乗ろうという気にもなれたんですが、手放すことにしました。
○一番残念なのは、私にとってクラフトマンシップが伝わってこない車だったということだと思います。性能は低く不具合が多くても「ここを見てくれ」というところがあればうれしかったのですが、悪いところつぶしに尽力した結果なのでしょうか、嫌々仕事した成果を与えられたような後味の悪さを禁じ得ませんでした。

満足している点

1.この車の良いところは、故障が少なくメンテナンスにお金がかからないところだと思います。車重が軽いのでタイヤの減りも少ないし、交換部品は安いし、タイミングベルト交換の必要性もありません。私は10年間で15万キロ使用しましたが現在まで主な故障はありませんでした。
2.エンジンのパワーは確かにありませんが日常生活では充分でしょう。うるさいのを我慢して３０００回転あたりをキープすればトルクもかかって気持ちよく走れます。

不満な点

1.最大の難点はうるさくて不快なエンジン音です。トルクがかかる前にやたら音ばかり大きくなるため、パワーがない、前に進んでいないような錯覚に陥ります。エンジンキーを回すときに、またあの音を聞かなくてはいけないのかと思うとちょっとためらってしまいます。
2.40km/hくらいからロードノイズが車内にこもるため頭が痛くなってきます。冬でも少し窓を開けて音を逃がしながら走っています。
3.ブレーキは、限界が浅くてフットブレーキだけでは疲れるし危険です。市街地でもシフトチェンジをまめに行ってエンジンブレーキとの併用が必須です。
4.アクセルの反応が悪い。踏み始めはエンジンがくすぶるので少し踏み込めば踏みすぎとなり、ＡＴなのに初心者はカックンカックンしてしまいます。
5.シートは座面が低く深くシートに腰掛けても足を投げ出すような形になるため腰が痛くなります。しかたなく思い切り前方にスライドさせて背もたれを立て、頭を天井にぶつけながら運転してます（身長170cm）。
6.Ｂ14のエクステリアは、なんでここまで不細工な車を作れるのかと感心するくらい格好悪いですね。Ｂ13やＢ15以降はカッコイイのに。でも、ぴかぴかに磨いてやると、古くささがアクセントになってカワイイんですよ。
7.ノーマルタイヤ（165/80R13）では市街地でもすぐに後輪が流れます。だけど低速走行中なので恐怖感はなく逆に楽しかったかも。タイヤを175/70R13に替えたら解消しました。
8.車体はペコペコ・フニャフニャです。タイヤ交換後、足下は踏ん張れるようになった反面、カーブの時に車体がひしゃげる感じがします。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験