日産 スカイラインGT‐R のみんなの質問

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■自動車の内面の錆びを防ぐ手立てはないのか■

https://www.youtube.com/watch?v=eQdlBxG7QHM

上記の動画サイトはR33 GT-Rの再生プロジェクトを紹介したものです。

一例として紹介しましたが自動車というものは内部はどうしても錆びるものである、ということがよく伝わる動画だと思います。

さて本題ですが、各自動車メーカーとも「内部の錆対策」はしているでしょうがそれも限界はあると思います。

そこでユーザーレベル(それも素人が)でできる対策などあればアドバイスをお願いします。

ご自身のみならず身近な人のエピソードでも構いません。

また賛否両論歓迎です。よろしくお願いします。

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回答一覧 (3件)

  • コレクションにして室内保管にする、雨の日は乗らない、車を出すのはショーか取材のみ
    水をかけて洗車は行わない、時間をかけて車の隅々まで拭き上げる
    旧車のオーナーがやっているこの方法しかありません

  • サビ品質は商品性に強く影響し、’70年代には日本車と欧州車との差が大きく、日本車メーカーはモーレツに努力したんですけど・・・車体に鋼板を使う以上、結局のところはいずれサビます。

    ※まず。
    新車、若しくはそれに近い状態であれば、ユーザーレベルで出来ることはありません。(あればメーカーがやってます。)

    ※現在は車体にガルバナイズド鋼板(溶融亜鉛メッキ鋼板)というものを使っており、このメッキ層さえ剥がれなければ、6~10年程度はサビません。
    新車でも、時々『サビ汁』が流れて問題になりますが、あれはねじ穴(亜鉛メッキ層を貫通しています)の防水処理が不十分で、サビが発生しているだけです。鋼板自体が広範囲にわたってサビることは、現代の新車ではありません。
    また現代のクルマでは、ドア下半分、ダッシュアッパー、ウインドウ枠、サイドシルなどは、雨の日に水侵入があっても内部の水分が抜けて『乾燥』するように設計されており、防錆処理以前に『サビ難い』車体となっています。(ハコスカのAピラー付け根などは、笑っちゃうほど設計がヘタです。)

    ※フロア下面やフェンダー内には、チッピングコートという柔軟性のある塗装を行っており、飛び石などで鋼板の亜鉛メッキ層に傷がつくことを防いでいます。(防錆原理としてはノックスドールやジーバートと同類のものですが、メーカーが行っているものはこれらよりも遥かに塗膜が厚く、耐チップ性に優れたものです。)

    ※閉断面の部分(袋になっているところ)の内部にワックスを塗布する方法は、以前はメーカーでもやっていましたが、ガルバナイズド鋼鈑が実用化されてからは、恐らくやってないと思います。(閉断面部分には飛び石等によるチッピングが起こらないので、ガルバナイズドで効果的にサビの成長を止められます。)

    ・・・要するに、ガルバナイズド鋼板というものはサビに対して決定打となったほど有効ということですが、故に、新車の状態ではユーザーレベルで防錆処理を施すのはムダ、と言えます。
    問題は、クルマが古くなってからです。

    ※ちょっと難しい話になりますが・・・ガルバナイズドの亜鉛メッキ層は『犠牲電極』として働き、下地の鋼板の身代わりとなって酸化してボロボロになります。
    その『メッキ層の耐用年数』が6~10年ということです。ユーザーで何か出来ることがあるとすると、元の防錆処理が劣化し始める辺りからで、余裕を見ると新車から3~5年後という感じでしょうか。

    ※実際にユーザーで出来ることがあるとすると、4種類。

    ①ジーバート施工
    https://ziebartyokohama.com/about_ziebart/
    ・・・経験的にはかなり効果があります。ジーバート社では『サビが発生する前に』ということを推奨していますが、サビが発生した後に施工しても、サビの進行を遅くする効果が見られました。
    但し。
    袋部分にも特殊なノズルで噴霧しますが、実際にどれほどうまく塗れているか?は確認方法がありません。サイドシルの内側からのサビなどは、ジーバートを施工したから大丈夫、とは必ずしも言えません。

    ②サビ転換剤
    いわゆる『サビチェンジャー』です。用品店ではハケで塗るぐらいのサイズのものしかありませんが、スプレーでも売ってます。
    https://www.yodobashi.com/product/100000001004490299/?yclid=YSS.1000206981.EAIaIQobChMI9N-Toffd_wIV5loPAh1bRgVXEAAYAiAAEgLT-vD_BwE
    フェンダー内、フロア下面、荷室床などにサビを見つけたら、とりあえず吹いておくと進行を止められます。
    サビ転換剤のメーカーでは『サビをよく落としてから』と言ってますが、掃除機で吸ったりエアガンで吹き飛ばしたりして、『砂っぽくなっているサビ』を除去しただけでサビ転換剤を塗っても、サビの進行が止められます。
    尚、経験的には3回以上吹かないと、確実なサビ止めにはなりません。

    ③ノックスドール
    サビ対策の定番ノックスドールですが、ユーザーがやるには閉断面部分や部品がいくつも重なっている当たり面への塗布が難しく、結局『強力なシャシブラック』程度の使い方しか出来ません。

    ④ラストアレスター
    https://www.rustarrestor.jp/about/
    犠牲電極そのもの。
    船舶の船体防錆手段として100年以上利用されている『犠牲電極』を、電解質がない(水分が無い)陸上でも使える様にするため、微弱電流を流して働かせてサビを防ぐ装置です。
    防錆原理は理論的で、効果を疑う余地はありません。かつては自動車メーカーも効果を認め、オプション設定していたところもあったぐらいです。(その後ガルバナイズド鋼板が100%使われる様になり、クルマではラストアレスターは使われなくなりました。)
    海水にジャブ漬けの船舶をサビから守る理論ですからね、クルマにも効果があり、『ブレーキローターがサビ難くなった』『塗装の退色が遅くなった』(メタリック塗装のメタルフレークに導通して、塗膜の酸化を遅らせている模様)など、電気的に導通しているところなら効果が見られます。

    そして最後にもう一度。
    結局鋼板製の車体は、いずれ必ず酸化鉄となって土に帰ります。
    メーカーがやっている防錆手段も、その後各ユーザーがやることも、全て『土に帰る』ことを遅らせているだけで、解消出来るワケではありません。

    昔のロータスの様に車体全体を(床まで全て)プラスチックで作ればサビませんが、しかし骨組みとして鋼製部品は必要であり、プラスチック製の床に埋没する様に取り付けられている鋼板製バックボーンがサビたら、鋼板製の車体よりも修理が困難になります。

    ではSUS(ステンレス)で作ったら?SUSは『応力腐食割れ』という恐ろしい腐食を起こし、見た目はキレイなままある日突然ヒビが入ってその部位が脱落する、などということが起きやすくなります。量産車では怖くて使えません。
    またSUSは塩害には異常に弱く、凍結防止剤(塩カル)を撒く地方では、ステンレス製車体は心配です。

    結局のところ、将来的には土に帰るとしても、鋼板に勝る車体の素材は無いということになります。

  • 日本という国は政府が主導して13年経過したらクルマは廃棄して買い替えろって強く推奨していますね。
    こんな国は世界に類がありませんけど。
    なのでメーカーもそれに従っており13年以上乗ることができないように設計してあるのだと思いますね。
    クルマを長く乗るなって政府が主導しているのです。
    増税など気にしないので長く乗るというものは各自で対応するんです。

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