uniPさん
日産 スカイラインクーペ
グレード:370GT(AT_3.7)
2010年式
乗車形式:マイカー
街乗り、高速クルージング、果てはミニサーキットにまで持ち込みました。まったくいじっていないため、純正仕様のレビューとなります。
・エクステリア
2014.2.3
- 総評
- 街乗り、高速クルージング、果てはミニサーキットにまで持ち込みました。まったくいじっていないため、純正仕様のレビューとなります。
・エクステリア
恐らくこの車を買う一番の決め手になるのではないでしょうか。他にないカッコよさです。車幅1800mm超えですが、一台だけ止まっているのを遠目から見ると、コンパクトにまとまったフォルムが車体を小さく見せます。しかしリアバンパー周りはもう少し複雑な造形が欲しかったかも。
・インテリア
比べるなという話ですが、巷に溢れているコンパクトや軽に比べれば豪華です。しかしエクステリアに比べると控えめかもしれません。あとナビなどのボタンが多くて操作に困ることが。
・乗り心地
老弱男女1~3人、いろいろ載せてきましたが、乗り心地に不満が出たことはありません。しかしお年寄りは後部座席に入るのが辛い模様。まあ入り口狭いですし。入ってしまえば快適なのですが。
・ボディ
「ハコ車」という言葉がぴったりで、頑丈なハコに車輪が生えて走っている、という印象を受けます。これを「剛性不足」と評価する人はいないでしょう。
・コーナリング
しっかしりたボディと電子制御の効果で、ハンドルさえ切れば大抵のコーナーはきっちり曲がってくれます。この車で動きを破綻させようとしても、大抵の人はその前に怖くなってスピードを落としてしまうと思います。60キロで侵入するコーナーに80~90キロで入っても曲がってくれそうな雰囲気。試したことはありませんが…。しかしそれは公道の話で、サーキットに持ち込むと、コーナリング時に外側前輪が沈み込みがちになります。やっぱり3.7Lエンジン・車重1.63tは重い模様。本気で走るなら足は固くしたほうが良いでしょう。
・ブレーキ
きっちり止まります。1.63t・333PSを受け止めるだけの能力は十分あります。しかし踏んだ時は良いのですが、リリースのコントロール性に難があります。離していくと、一瞬踏み応えが硬くなった直後一気に離れてしまうポイントがあります。恐らくパッドがディスクに食らいついているのかと。しかし普段乗りでリリースのコントロールなんてしないので、これはこれでいいのかも。
・エンジン
2000回転を超えた付近で軽く高い「ファー…ン」という音がし、それがちょうど100km/h弱になるようにギアが設定されています。この音が「軽く流してる感」を演出していて気持ち良いです。4000回転付近から「ガルルルル」という荒々しい音を発します。エンジン音はどちらかというとディーゼルちっくで、昔ながらのスポーティを期待する人はがっかりするでしょう。あと、車重が重いためか、制御が微妙なためか、半端ない出だしもっさり感を誇ります。高回転仕様で低回転がトロいのか?と聞きたくなります。私は我慢できなくなってガソリンに添加剤を入れて誤魔化してます。
・ミッション・スロットル制御
コレが唯一にして致命的な不満点。スロットル・オートマの制御が微妙すぎます。せめて街乗り、高速クルージング、どちらかに偏った性格にして欲しい。一番困るのが高速道路で追い抜きをかけるとき。アクセルを踏んで、1秒経過・あんまり加速しない。2秒経過・あれ? 3秒経過・鬼加速でビックリ。命令通り動かない機械は危険です。一体設計者とテストドライバーは何をしていたのかと小一時間問い詰めたくなります。あと、オートマをDSにしてサーキット走ってる時が一番しっくり来るなんて、車の性格的にどうなのよ、とも思いますねえ。
・燃費
- 満足している点
- ・エクステリア。おもてなしカーとして十二分。
・広い室内。デートカーとして十二分。
・しっかりしたボディと走行安定性
・レッドゾーン7500以降という回せば回るエンジン、回せば得られるパワーウェイトレシオ5を切る加速力
- 不満な点
- ・よくわからないスロットル制御。回転の引っ張り方に統一性がないDSレンジ。機械的な素性は非常に良いのに、制御系がいまひとつで台無しにしてます。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験