日産 シルビア 「２リッターFRスポーツクーペの集大成 実家で母が乗っているので、帰省するたびに使っています。 どノーマルのスペックS・ATですが、乗るたびに、FRスポ」のユーザーレビュー

２リッターFRスポーツクーペの集大成 実家で母が乗っているので、帰省するたびに使っています。 どノーマルのスペックS・ATですが、乗るたびに、FRスポ

2009.7.24

総評

２リッターFRスポーツクーペの集大成
実家で母が乗っているので、帰省するたびに使っています。
どノーマルのスペックS・ATですが、乗るたびに、FRスポーツクーペの楽しさというものに気づくことができます。９０年代末にかけて、発売され続けてきた、このクラスの集大成ともいえる車ではないでしょうか。
どノーマルなので、がちがちのスポーツカーというわけでもなく、ややGT的な味付けをもった、クーペと考えています。

満足している点

○デザイン
　文句なしにかっこいいです。迫力はあるけれどもけっして威圧的ではないフロントマスクから、サイドへすーっと伸びるフォルム、そして、ツンとつり上がったお尻のようなテールランプ。１０年たっても廃れない美しさのあるデザインです。
○ボディ剛性・回頭性能
　スポーツカーであるために。なのですが、ボディはがっしりと堅く、コーナリングのたびに、特にリア方向のボディ剛性の高さを感じます。車重も比較的軽いので、その効果はなおさらです。
純正タイヤは６０R１５という、時代遅れの分厚いタイヤですが、けっこう攻めてもタイヤ泣きはしません。足回りも堅すぎず、適度な柔らかさがあって、路面情報の入力と快適性を併せ持つ、いい設定がしてあります。長距離移動も疲れないです。
○２リッターNAエンジン
　普通の車好きが、ある程度の高回転まで回せて、エンジンの出力を使い切るという点では、このくらいのエンジン出力が公道では限界じゃないでしょうか。運転の上手な人は別でしょうが・・・
スペックRはなおすごいのでしょうが、街乗り・山道・高速と使用しても、出力不足は感じることありませんでした。田舎は軽自動車ばっかですしね。
○クーペというパッケージング
　通常は２乗で、いざというときは４乗で！というシート配置は、今の時代には受けないのかもしれませんが、僕は便利な設定だと思います。７シーターに1人で乗って出勤している人を見るたびに「？」です。家族が多いと、そうなるのは仕方ないのでしょうが・・・

不満な点

○エンジン音
　SR20DEの音はあまり好みではないです。高回転まで回したくなるような官能的な音はしません。
　マフラー換えると、もうちょっとちがった音になるんでしょうが・・・
○ATの設定
パドルシフトなどのない、普通の５ATですが、オーバードライブON/OFF、１・２速へとシフトすることで、ATでも比較的、任意のシフトへチェンジできます。
ATは高ギアへ次々とシフトアップしていくので、意識しない走行では、１５００～２０００回転くらいに落ち着いていて、ちょっと物寂しい感じです。短所ではないですね、こんなの。
（どちらかというとMTにのらなきゃ、この車は楽しくないでしょう。
　普段はおかんの移動用の車なので仕方ないです。）
いろいろとイジりたくなる気を起こさせる車です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験