日産のe‐powerのようなエンジンで発電してモーターで走るタイプの車がありますが、発電の為のエンジンはもっと排気量低くても良さそうな気がしますが1200CCくらいである必要はなんでしょうか？

Answer 1

日産の「セレナ」を例にします
セレナのe-POWER車に採用したエンジンは
直列3気筒で排気量1.2Lの「HR12DE」でした。

新たに開発したe-POWER専用のエンジンは
直列3気筒で排気量1.4Lの「HR14DDe」と排気量を上げています。
この排気量UPは駆動用エンジンからの流用で課題となっていた点を改善を目的としています。

ご存じの様にe-POWERでは、エンジンを発電用として使用のですが
車速に応じて回転数が上がるわけではないために
運転者の意図しない場面でエンジン音や振動が発生し
違和感を与える場合がありました。
スピードを出してもいないのに発電用のエンジンの回転数が上がって違和感に感じる場面が気持ち悪かったんです。

「HR14DDe」はスターターとか振動（エンジンと駆動用モーターとの結合部の剛性を高めた）とか改善点は多岐に渡りますが、小さな排気量で済ませると違う部分で違和感を感じた個所を排気量を上げることで違和感を取り除こうとしているんですね

振動も少なくエンジンの効率が良い2,000回転程度で済ませる様に排気量を上げたと思っていただければいいかと思います

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました！
中にはターボ積んでるものもあるんですね、

Answer 2

エンジンは小さいほど振動や騒音が大きいからあまり小さくはできない。
うるさくても構わないというのなら言う通りもっと小さいモノでも走ることは可能。うるさいのなら防音すればいいと思うかもしれないが防音というのは意外にコストがかかるし場所を取るので室内もせまくなる。小さすぎるエンジンはデメリットの方が多い。

Answer 3

最初のセレナは1200ccのエンジンを積んでいましたが発電量はギリギリでした
現行は1400
エクストレイルは1500ターボ

ノートならもっと小さくてもいいのでは、という意見があるかもしれませんが
基本的にe-POWERってのはありものでなんとかこしらえた安価なハイブリッドであることに意義があるので