選択肢のなかではベターだったかな
2001年式のエスティマ3.0Gからの乗り換えです。
良いクルマだったので不満はあまりなかったのですが、そうはいって
2013.4.21
- 総評
- 選択肢のなかではベターだったかな
2001年式のエスティマ3.0Gからの乗り換えです。
良いクルマだったので不満はあまりなかったのですが、そうはいっても
①13年の経年劣化であちこち痛んできたこと。
②高齢になった両親には床が高くて乗降りしにくくなってきたこと。
③今どきのちょっと燃費のいいクルマに乗りたくなったこと。
から買換えることにしました。
普段乗りよりたまの遠出や帰省に使うことから別家族と一緒に乗ることも多く、その意味ではまたミニバンという選択になるのですが、②の条件からローハイト系でスライドドア付のミニバンとなると選択肢はトヨタのアイシスとマツダのプレマシーくらいしかありませんでした。
しかしプレマシーはどうしても「顔」が好きになれず、殆どアイシスに決めかかっていました。が、たまたま立ち寄った日産店でラフェスタハイウェイスターという車種があることを知り、そこで試乗させてもらった印象がよかったのと、ちょうどマイナーチェンジ前の在庫モデルで下取りも含めて60万近い値引きもあって即日決定してしまいました。プレマシーのOEMということはその時初めて知りました。
- 満足している点
- 1 落ち着いたエクステリア
アイシス同様に落ち着いた外観の印象がありました。ほどほどにスポーティさもあり、息子達が運転しても評判悪くないだろうと思いました。
2 運転のしやすさ
走り出しのアクセルのコントロールがしやすくハンドリングもセダンのように素直でミニバンらしからぬ印象でした。
3 2列目のカラクリシート
個人的にこういう遊び心のある仕組みは好きです。企画でアイデアが出てもなかなか商品化されにくいところだろうと思うのですが、あえて量産車に取り入れたのはエライ。
4 両側電動スライドドア
オプションで両側に装備しましたが大正解でした。あると思った以上に実用的で便利。オススメです。
5 燃費・アイドリングストップ機構
燃費は市街地で9~10km/lでエスティマ3.0比べれば倍近いです。アイドリングストップ機構も気分的にはエコカーに乗ってる気分にさせてくれます。ただマイナーチェンジでもっと良くなったらしいので少し微妙なところ。大幅値引きで相殺というところです。
6 マニュアル付5速AT
山道など積極的にマニュアルモードを使いたい時がありフィーリング的にCVTより自然な感じがします。
- 不満な点
- 1 収納が少ない
ちょっとモノを置く小さなスペース(棚)は確かに数ありますがフタ付の収納部が助手席の前にしかないのはちょっと。どちらかというと軽自動車のインパネような女性が考えたレイアウト感がします。それと2列目は3人がけにするとドリンクホルダーもないというのは如何なものでしょう。肘掛にもなる背もたれの裏にドリンクホルダーをつけるアイデアがなぜ出なかったのか不思議です。(シートバックにつける収納バックを思わずカー用品店で買ってきてしまいました。)
2 インパネデザイン
機能的ではあるのですが、質感云々よりインパネ中央からミッションボックスへの「とってつけたような」不連続感が全体の雰囲気をチープにしている気がします。日産デザイン陣でそこだけでも手直ししてほしかった。
3 ブレーキの利き・レバー式サイドブレーキ
中高速域からはしっかり利くのに低速域ではなぜか踏み始めの利きがすごく甘いです。慣れの問題かもしれませんが、たまに運転する人だと市街地で追突しそうになるのではと思うほどです。レバー式サイドブレーキも足踏み式にしてほしかったところです。どうせレバー式にするならこのスペースにコンソールを設けて収納部を設けて欲しかった。
4 硬い乗り心地
購入したクルマに装着されていたのが17インチの50タイヤのせいもあるかもしれませんが乗り心地は以前のエスティマに比べるとだいぶ硬いです。試乗車は16インチ55タイヤだったのでそれほど感じなかったんですが・・・。
総じてクルマ本来の機能でである「走り」に関しては充分満足できるクルマです。またオリジナルとは違うエクステリアデザインについても日産の努力は高く買えます。でも、できればインテリアについてもオリジナルそのままではなく日産らしさを付け加えて欲しかったのが正直なところです。(契約上の制限でできなかったのかな)
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験