再度質問させてください。 プリンスグロリアHA30に乗っているのですがアイドリング不調で悩んでいます。 エンジンはL20、ツーバレルのシングルキャブです。

Question

通常走行は問題ないのですが、暖機〜暖機後にかけてアイドリングが不安定でカブりぎみになり停車中に止まってしまう事が多々あります。
緊急対応でスロットルコントロールで回転上げてなんとか使用してます。

キャブ調整、プラグ交換、ポイント交換及び調整、タペット調整は車屋にお願いして済んでいます。

キャブの油面は正常、完爆ダイヤフラムも作動してます。

アイドリング不調の原因は何が考えられるでしょうか？

現在、完爆ダイヤフラムは作動してますが空気が通ります。正常な完爆ダイヤフラムは空気を通さないのでしょうか？

またプラグをチェックしてみると1,2番は正常、3〜6番は黒くカブり気味になってます。

アイドリング不調の原因はどこにあるのでしょうか？

有識者の方、ご教示よろしくお願いします。

Answer 1

前回回答したものです。


＞完爆ダイヤフラムも作動してます。

正しい作動は把握されていますか？
どのように作動したのかをここに書かないと、回答するほうも除外はできません（正しいかどうかは回答者に任せたほうがよいです）。


＞完爆ダイヤフラムは作動してますが空気が通ります。正常な完爆ダイヤフラムは空気を通さないのでしょうか？

他の方の回答にもあるように、ダイヤフラム全般に言えることですが、空気を通すことはありません。
ほんの少しでも漏れるのならば、内部の膜が破れています。
それと、破れた状態では正常に作動しません。

完爆ダイヤフラム破れの場合、二次エアを吸っている事になり、全回転域で本来の調子は出なくなります。ただし、暖機後のアイドル不調だけを直すのであれば、直接の原因となる可能性は低めです。


前回の回答でキャブのプライマリのスロー系統が怪しいと書きましたが確認されましたか？
暖機後のアイドル～1000rpmあたりまではこの系統だけで燃料が供給されます。
ですので、異物がスロージェット付近で詰まったり、浮遊状態で詰まったり戻ったりすると、アイドルが効かなくなります。
もっとアクセルを踏むとキャブの燃料供給ルートがメイン系統に切り替わっている（1000rpmあたりから徐々に切り替わる）ので、スロー系統に異常があっても走行中は現象は出なくなります。
今回のアイドル不調の仮説として、スロー系統燃料詰まり（スロージェット詰まり等）を当てはめると、不調時の条件、不調が出なくなる条件等、かなり理屈は合います。

という事でキャブを外して、燃料通路を清掃、いわゆるオーバーホールを実施するのが必要な案件と言えます。
プライマリ側はメインジェットとスロージェットを外し、キャブクリーナーで洗浄しつつ、十分にエアブローします。外したジェットはキャブクリーナーで漬け置き洗いしてエアブローします。

この辺は技術が必要なのでプロに依頼してください（できるところも少ないけど）。

前回の回答で、長期不動だったことは無いか？と聞いていてその返答がありませんが、もし長期不動車を今回起こした状況なら、ガソリン蒸発した後に残ったカスがジェットに詰まってアイドル不調を起こした可能性があります。
長期不動車を復活させるとき、不調有無に関係なくキャブの分解清掃は必須です。

最後にプラグの焼け具合については、1-2番が正常なら、燃料の吸い込み過ぎによるカブりではなくオイル下がり傾向によるオイル付着と推測します。バルブステムシールから少しオイルを吸っていて、それが燃焼室に入っている可能性がある、という意味です。プラグを綺麗にして、バルブクリアランスが正常（これはプロが調整済みとあるので除外しておきます）なら、残る要素としてはオイル吸い込みです。良い状況ではありませんが、いったんこのままでトラブルシュートを進めてください。

質問者からのお礼コメント

キャブOHしたら幾分よくなりました。前回に引き続きありがとうございました。

Answer 2

当時の車は全てそんな感じですが、普通は暖まるとアイドリングが高くなります。
暖機時被っているのにアクセルを開けたら逆効果ですよ。

Answer 3

ダイアフラムと言うものは空気は通過しません。幕が張ってあるので。