日産 エルグランド 「割り切り感の強い車 ・ＦＦベースに移行したことによって得られる低床化や、それに伴う走安性、室内空間の拡張は 　前モデルに比べて想像以上だった。 ・その」のユーザーレビュー

割り切り感の強い車 ・ＦＦベースに移行したことによって得られる低床化や、それに伴う走安性、室内空間の拡張は 　前モデルに比べて想像以上だった。 ・その

2010.9.5

総評

割り切り感の強い車
・ＦＦベースに移行したことによって得られる低床化や、それに伴う走安性、室内空間の拡張は
　前モデルに比べて想像以上だった。
・その低床化を生かしきれていない３ｒｄ席は割り切りなのか？と疑問符が付く。
・不満の全てが３ｒｄシートに集中しており、３ｒｄシートの事を考えると、
・その他の美点すべてを隠してしまう。
ラゲッジの使い勝手に関して言えば、同クラスのライバルはおろか、格下のステップワゴンにも
遥かに及ばない。
恐らく、フリード以下では？

満足している点

・低床化による乗降性の向上は前モデルとは比べ物にならない。
・出力が向上しながら燃費は低下しているのも良い。
・低床化に伴う全高の低下は、山岳路・高速道走行時に安定性を高めている。
・装備に関しては何も言うことはない。
・内装の質感も、先代よりも向上している。
・ＣＶＴの制御もムラーノやティアナよりも綿密になっているように思える。
　環境・燃費対策には厳しくなってきたＶＱエンジンをうまくカバーしている。
・オデッセイに似た感じのある標準モデルの顔はイマイチ好きになれないが、
　ライダー・標準モデル共に威圧感・押し出し感は最高！！
　人によって好き嫌いがかなり出そうだが。

不満な点

・ライダーには８人乗りの設定が無く、否応なく７人乗りになる。
・３座オットマン標準は、押し売り感が強い。使用頻度をかんげればオプションとし、
　それよりも足を引いた時に、ふくらはぎの邪魔にならないシート形状にして欲しかった。
・３ｒｄシートは低床化のメリットが一番感じられない部分。
　ラゲッジ拡大の為のシートアレンジは、何も考えていないのでは？と思える部分。
　前倒しのみの格納方法の為、フロア高が高く荷物の重いものの積み下ろしは
　先代よりも後退している。
・また、３ｒｄシートにはスライド機構がないため、３列すべてに乗員が乗る場合、
　ラゲッジには手荷物程度しか置けない。（奥行きは軽自動車程度）
　６人以上乗車の場合の一泊分の荷物を車内に持ち込む場合、荷物置き場に困ること受け合い。
・他にもラゲッジに関する不満は多い。
　機会と暇がある人は、一度現車をご確認頂きたい。
・ラゲッジの使い勝手を重視する方は、グレードダウンにはなるがステップワゴンをお勧めします。
　遥かに使える車だと思います。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験