日産 ブルーバードシルフィ 「昭和54年式の「日産スタンザ」をスタート...」のユーザーレビュー

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日産 ブルーバードシルフィ

グレード:20M(CVT_2.0) 2006年式

乗車形式:その他

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
-
デザイン
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積載性
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価格
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昭和54年式の「日産スタンザ」をスタート...

2006.11.7

総評
昭和54年式の「日産スタンザ」をスタートに、このブルーバードシルフィーが8台目、日産車としては3代目になります。買い替えの度にクルマの進化には驚かされますが、このシルフィーも例外ではなく、静粛性の高さ、CVTの滑らかさ、燃費のよさなどに感心させられています。
さて総評ですが、このシルフィーは快適な移動手段としての基本に優れたクルマだと思いますし、官能面の質感もなかなかのもので、3ナンバーからの乗り換であっても惨めな気分にならない、うたい文句どおりの上質なクルマです。ただ、女性に強くアピールする内容を多く取り込んだ結果、車に本来求められるべき機能性が少々犠牲になってしまったことが惜しいです。例えば不満として述べた「前過ぎるセレクタレバー」は例のスーパーマルチコンソールのスペースを稼ぐもために思えるし、廻りこんだシートバックはいかにも女性受けしそうな優しさのあるデザインです。また、男性から見たとき、「シルフィーは5ナンバーサイズのミドルセダンとしてベストだ」と思えても、「なんとなく女性物の服を着てるような気がする」にも似た引っかかりを覚えてしまう販売広告戦略はいかがなものかと。もちろん、クルマ作りでも女性の声も尊重すべきでこの取組みも理解はできますが、数少なくなった5ナンバーサイズの、とても出来のよい上質なセダンなのですから、男性だって欲しいし気持ちよく乗りたいとと思うのです。このあたり、ぜひ見直して戴きたい。それからクルマ好きから見ても「お、ちょっと格好良いね」と思える様に、エクステリアにもう一工夫を。
満足している点
第一に4気筒セダンとしては非常に高い静粛性。駐車スペースの都合で2.5NA-V6エンジンのH16年式ステージアから乗り換えましたが、キャビンの遮音性が高く、エンジン音、風きり音、ロードノイズともに、騒音レベルだけ言えば前車より優れおり非常に快適です。エンジンサウンドの質はさずがにV6に敵うものではありませんが、4気筒としてはとてもスムーズだと感じますし、「キュルン」というセル音もなかなか快く、エアコンの負荷でアイドリングノイズが増すこともありません。第二に常用領域での運動性の高さ。車重に対して十分にトルクフルなエンジンと見え、2000rpmも回せば街乗りには十分な加速が得られ、静粛性もあいまってストレスを感じません。ハンドリングは応答性と安定性が適度にバランスしており安心して運転できる性格です。ブレーキングでも姿勢を崩すことなくしっかりと制動してる印象。これならリアはドラムでも十分??もちろん普通に乗っての話です。キャビンの広さについては多くの賞賛の通り。第三は意外に出来のよいフロントシート。華奢な見掛けによらずなかなかシッカリした造りで、ランバーサポート機構はないものの腰まわりのサポートが良く、長時間運転でも疲労感は少ないです。あとは、優れた燃費、CVTの滑らかさなど。主に都内から少し外れた郊外の一般道で10km/l(純正ナビの平均速度表示=22km/h)で、前車の約1.4倍に伸びてます。
不満な点
第一に両隅の肩のあたりが廻りこんだリアのシートバック形状。一見快適そうですが、左右のスペースを圧迫して肩周りを窮屈にしており、尻が収まる坐面のくぼみとの位置関係も手伝って、大柄の搭乗者には快適な着座姿勢をスパッと決めることが出来ません。あれだけの前後の余裕がありながら居住性を損なってしまう惜しい点です。第二に各操作系の位置関係。手をハンドルからパワーウインドウスイッチに移すと、そこにあるのはリア用のそれだったり、上体を前に出さないと届かないセレクタレバー。どんな体格の運転者であれ、まずはハンドルに合わせてシートポジションを決め、ハンドルを起点に手を動かして他を操作するのですから、他の操作系のハンドルとの相対位置は良く考えてほしいものです。第三は、少し荒れた路面でのややひょこひょことした乗り心地。車の性格からすれば、もっとしなやかでフラットな味付けが望ましいと思います。ま、反面、ダンピングがしっかり効いた印象は悪くないのですが。。。外観については日産車のデザインの統一性を考慮したフロントマスクとのことですが、フーガでは格好良く見えるヘッドライトの形状もこのプロポーションのボディーにはアンバランスで、なんとかして欲しいほど格好悪いです。また、ボディーのボトムエンドが無塗装の黒であるため、非常に高い位置にボディーが懸架されたRV車のように見えてしまいます。ボディと同色で塗装し、セダンらしい安定感ある外観としてほしいところです。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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