日産 Be-1 「程度よい個体との出会い次第ですかね」のユーザーレビュー

程度よい個体との出会い次第ですかね

2021.2.27

総評

パワステ無し、パワーウィンド無し、オートロック無し、間欠ワイパー無し、各種安全装備皆無、燃料補給時はキーで給油口を開けたりと、快適装備類もほぼ無し。
（マニュアル操作のヒーターとエアコンはありますw）
「クルマって、ここまでシンプルに造れるんだ！」と実感させられるクルマですね♪

満足している点

初代パイクカーとして、総生産台数1万台の限定車でした。
（昭和62年当時）
当時バブル景気真っ最中で、中古販売（転売）価格が新車の2倍以上になったことを覚えている方も多いでしょう。

不満な点

以後続くパオ（生産5万台強）やフィガロ（生産2万4千台）に「パイクカー」のお株を奪われてしまっている感が強いです。

デザイン

5

デザインありきでしょう！

走行性能

2

所詮キャブ車NAのリッターカーで、性能云々を謳うのはナンセンスです。

乗り心地

3

ボディ＆シャシの剛性不足を感じますが、この時代のこのクラスのクルマってこんなもんでしょう。
ヘタに足を固めるのもナンセンスかと思います。
（ちょっとしたローダウンは許す）

積載性

-

フツーのコンパクトカーより劣ります。
独立したトランクはありますが、容量もしれてます。

燃費

4

この時代のエンジンとしてはそこそこ優れていると思います。
最高燃費は、冬場の高速道路走行でリッター20kmを超えたこともあります。
軽量車体（800kg弱）と5MTの恩恵ですね。

価格

-

平成ひとケタ当時、まだ独身時代だった頃に当時おつきあいしていた彼女（以後の奥さん）の親御さんが良質のワンオーナー車両を購入されました。
当時のトレンドでもあったキャンバストップや3AT車を避けたのもGJだと思います。

故障経験

現在26歳の長男坊がまだチャイルドシートに乗っている頃（平成7年？）、オーバーヒートを起こしてヘッドガスケットが吹っ飛びました。
大きな故障はこれくらいですが、マイナートラブルは過去数えきれませんwww。
（リヤブレーキカップのフルード漏れとか、ウォッシャータンクの液漏れとか、ヒュージブルリンクが断線してたのを発見できずにエンジン始動しなかったとか）