日産 180SX 「ドリフトブームという一時代を築いた感のあ...」のユーザーレビュー

ドリフトブームという一時代を築いた感のあ...

2003.9.13

総評

ドリフトブームという一時代を築いた感のある車種ですね。
なんかの書籍には「ドリフトコントロールを真剣に考えた最初の国産車」とか書いてあったけど、速く走ろうとしたら簡単にリヤ出ちゃうから、あとのことは滑らせてから考えるしかなかったのが本当のところだと思う。
好きな人は好きかもしれないが、どの要素をとってもコレを上回る車種はいくらでもあるので、個人的な思い入れがなければ買うほどのもんじゃないだろうな。

満足している点

Z31の流れを汲む見た目。
5ナンバーでターボのFRであること。
豪華装備をきっぱり切り捨てた割り切りグレードがあったこと。
細かい故障は皆無ではないが、そこそこ頑丈にできてるあたり。
今となっては貴重なハードトップ。
シートが徹底的に安っぽい。笑っちゃうくらい。これはむしろ雰囲気に合ってるので利点。
全体に高級感は皆無だけど、こういう割り切りは潔くて好感。

不満な点

絶対的な速さは望むべくもない。
すぐ腰砕けになってダラダラ流れるリヤサス。
車高を下げるとホイールアライメントがめちゃくちゃになる。
ボディが、とくに後ろは当時のホンダ車よりも弱くてグニャグニャ。衝突安全もちょっと心配。
エンジン(SR20DET)は2リッターとしては非力ではないがフィーリングも含めて特筆すべきものはない。ブーストアップ程度ではNAのプレリュードにも簡単に負ける。
そのくせ燃費は悪い。
でかいわりに容量不足なブレーキ。
フロアが高いんだかシートが低いんだか不自然なポジション。
グニャグニャなミッション、変に軽い操作系。
直進安定性が悪い。それをFRらしくて軽快とか書いてる雑誌や書籍があること。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験