平成７年製のパジェロミニの水温計ですがサーモスタットが開かずオーバーヒートしていても水温計は正常な温度を示していました(実はオーバーヒートに気付かずに何日も走行していました)。

Question

その後、突然エンジンが冷えているのにエンジンを始動するためエンジンキーを回したところ水温計がオーバーヒートの寸前まで振れるようになり困っています。このような症状の原因と修理の方法をどなたか教えていただきたくお願いします。なお、サーモスタットは交換しました。よろしくお願いいたします。

Answer 1

其の車は知りませんが、水温センサーの装着位置が悪いとウオータージャケット内は冷却水が充満しているのが正規なのに少しの冷却水減少で空気だまりが出来....水温を測らず空気温度を測定しているという（実際温度とは異なる水温を示す）オバカ設計の車両に時々出会います。

手描きの図を添付しましたので、この配線図を参考に....
①水温センサーが高温でやられたのか
②水温計が逝かれたのかの見極めが必要です。

判断方法は....
＊水温計の挙動がおかしい時に、水温センサーの端子とシリンダーヘッド間の抵抗を測定してテスターの抵抗値指示が落ち着かず振れる場合は水温センサーの故障です（配線を抜いたら水温計が落ち着く場合もセンサーNG）。
＊水温計の方は500ｋΩ程度の可変抵抗（100～1000円程度）を前述のテスターの代わりに挿入して、可変抵抗の動きに比例して水温計が作動すればOKですが、振れたり急に動いたり止まったりする場合は水温計の不良です。

私の経験では水温センサー（温度を抵抗値に変換するサーミスター）の蒸着部が離れているのが多かったです（秋月電気通商辺りのサーミスターは適価なんですが、自動車用のは結構な値がします.....）。

御参考までに、

質問者からのお礼コメント

三人の方から希望の持てる解答をいただき、とても感謝しております。早速、トライしてみます。ありがとうございました。

Answer 2

始動直後にオーバーヒートの位置まで水温計が上がるのなら、水温センサーの故障か端子の接触不良、或いは水温計の故障でしょう。
先ずはセンサーの端子を外したら、直ぐに戻して水温計を確認してみてください。
改善しなければセンサーの可能性が高いでしょう。
因みにパジェロミニは水温計用の水温センサー(1極端子)と制御系用の水温スイッチ(2極カプラー)が付いているので、接触不良を確認する場合は1極端子のセンサー側の端子で確認してください。
センサー交換なら2,500円くらいで買えると思います。
尚、水温計が故障している可能性も十分有るのすが、水温計が故障した場合の症状は、実際に水温がある程度上がってから振れだす場合が多いので、まずは価格の安いセンサー側を交換して確認をした方がいいでしょう。

Answer 3

普通はオーバーヒートなんかすれば冷却水が吹き出しますから匂いや湯気ですぐに気付くと思います
サーモスタットの不良でヒートしたのなら冷却水が吹いて走ってなんかいられないと思いますけどね

水温計が振り切るのは配線かセンサーがショートしているのが原因です
センサー不良か配線不良のどちらかです
試しに水温センサーの配線を抜いて下さい
それで正常になるのならセンサー不良です