まったく新しいエボ
近所のディーラーに真っ赤な試乗車があったので、5MTに試乗してきました。長野県に住んでるお蔭で、試乗コースは車通りの少ないゴルフ場
2007.11.11
- 総評
- まったく新しいエボ
近所のディーラーに真っ赤な試乗車があったので、5MTに試乗してきました。長野県に住んでるお蔭で、試乗コースは車通りの少ないゴルフ場に向かう山道でした。
見た瞬間は、デカ!と思いましたが、運転中は気にならず、取り回しはよかったです。重いと不評の車体でしたが、(某ターボ2000ccワゴンで)2速をたまに使うような場所でも、4速のまま駆け上ったのにはびっくりで、有り余るパワーとトルクに車重upなど気になりませんでした。(レースなどで乗られる方は重要なポイントでしょうが・・・)
エンジンは4G63と比べると低回転域からトルクが太く、ファーと盛り上がっていく感じで、以前の3,4千回転から猛烈にキタキターって感じとは違いました。(表現が下手で申し訳ない。)見た目もそうですが、全体的にエボのマニアック感が薄れた感じで、従来のエボファンには、もうひとつ足らない感じがするかもしれません。
車としては、エボリューションの名の通り、「速く、安全に、誰もが楽しめる車」に進化していると思います。
機械が運転に介入してくることが好きではないと言う方もいらっしゃいますが、子供の頃に思い描いた未来の車は、車がドライバーをサポートしてくれて、誰もが上手に運転できる車だったと思います。(私だけ?)
運転が上手な人ほど、好ましく思われていないようですが、R32(スカイライン)を上手に操っていた人がアテーサを使いこなしていた様に、車の性格ごとに異なる運転をするのも趣があると思います。好みの問題ですが、私は大変気に入りました。
ダミー?と言われていたサイドのエアアウトレットですが、エンジンルームから穴がつながっていました。ボンネットのエアアウトレットは従来より小さくなっていますが、車外の空気の流れによって負圧が発生して、エンジンルームの熱した空気を吸い出すので、十分機能しているのだそうです。
- 満足している点
- よく回るエンジン。とても軽快に上までまわった。
剛性を上げた分、天井、ボンネット、フロントフェンダーをアルミニウム化したボディ。
300km/hまで刻まれたスピードメーター。120km/h以下の実用域は5km/h刻みなのに対し、120km/h以上は10km/h刻みと、意外と配慮されてる。
後席が広い。きちんとセダンしてます。
太めでやや小径なステアリングは、運転しやすくよかった。(デザイン除く)
ツインクラッチSST。11月末からの発売なので試乗できず残念でしたが、期待大!
最後に三菱らしいフロントマスク。三菱びいきではないですが、特にⅧのブーレイ顔は好みではなかったので・・・。(ブーレイ顔もグランディスには似合っていると思います)
- 不満な点
- リアワイパーが無い!レースでは不要かもしれませんが、一般使用には欲しい。バックモニターもリアコーナーセンサーもオプションでつけられないので特に欲しい。ルーフとの間に溝を作って雨だれを防いでいると説明されたが、霜や雪など直接車外に出て拭かなければいけないではないか。コストダウンと言われた方が納得できるぞ。
サイドブレーキが遠い。(助手席側にある)
長所でもあるが、短所でもあるでっかいブレーキローター。冬のスタットレスを考えると18インチ以上のホイールに限定されると懐が厳しい。
ステアリングにシンボルマークを入れるのは世界でも常套手段ですが、あそこまで際立たせなくても・・・。
キーレスオペレーションのトランクリリースボタンは、あの場所でなくてはいけなかったのでしょうか?ギャランのリアカメラ程ではないですが、取って付けた感がありありです。スカイラインクーペの様にデザインに溶け込ます工夫をして欲しかった。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験