新型ekスペースのGモデルに乗っています。 SPORTモードの切り替えスイッチはありますがECOモードの切り替えはできないのでしょうか？

Question

メーターパネルにECOマークはあるのですがどうやってもECOモードに切り替わりません…
燃費も14キロぐらいで悪いです…

Answer 1

質問者さんが見ているメーターパネルのＥＣＯマークは、アクセルの踏み込み量に応じてエコドライブの状態を示すＥＣＯインジケーターのＥＣＯではありませんか？

ｅＫスペースのＰＤＦ説明書を確認すると、走行モードをＥＣＯモードにする機能は見当たりません。
そのため走行モードは、通常モード（燃費優先）と、SPORTモード（アクセルの反応優先）の２通りになります。

14 km／Ｌ で燃費が悪い理由は ｅＫスペース：Ｇ の車両重量が 960 kg もあり、軽自動車の中では非常に重量が重いからです。
特に、エアコン（冷房）を使ったり短距離走行の繰り返しをすると燃費が悪くなります。

軽自動車の燃費は車両重量と比例する傾向があり、重量が重い車種ほど燃費が犠牲になります。
例えば、車両重量 700 kg 以下の軽自動車なら、同じ道を同じ条件で走った場合、燃費 17 ～ 20 km／Ｌ と予想できます。（運転の癖も影響します）
車両重量に 300 kg ほど差があると、燃費は 20 ～ 30 ％ 変わります。

仮に、走行モードにＥＣＯモードがあったとしても、ＥＣＯモードは根本的な燃費を向上させる機能ではありませんので、普段の運転では通常モードと燃費は変わりません。
他の車にありがちなＥＣＯモードの制御内容は、例えば乱暴なアクセル操作をしたとき、コンピューターが内部的にソフトなアクセル操作をしたときと同等の制御にして、燃費の無駄を抑える機能です。
それと同時に、エアコン（冷房）の効きを少し弱めて、燃費を改善する制御になる場合もあります。（車種による）

要するにＥＣＯモード走行機能は、燃費を向上させる機能ではなく、燃料の無駄が出る走り方をしたときに、燃料の消費を抑制する機能ということです。
そのため、一般的な走り方をしている場合は、ＥＣＯモード走行機能を使っても燃費は向上しません。
通常の状態で、ｅＫスペース：Ｇ なりに良い燃費が出るように、コンピューターが自動調整しています。
そのため ｅＫスペース：Ｇ の燃費が悪い一番の原因は、車両重量の重さということになります。

ｅＫスペース：Ｇ にはモーターアシスト機能がありますが、モーター出力 2.0 kW しかありませんので気休め程度の効果しかなく、燃費の向上はほとんど期待できません。