三菱 デリカD:5 「プレサージュ(H18年ﾏｲﾅｰ後2500cc四駆)があと半年で5年目の車検となるので、デリカとエルグランド(2500㏄FF)に試乗しました。試乗は地方」のユーザーレビュー

プレサージュ(H18年ﾏｲﾅｰ後2500cc四駆)があと半年で5年目の車検となるので、デリカとエルグランド(2500㏄FF)に試乗しました。試乗は地方

2011.2.10

総評

プレサージュ(H18年ﾏｲﾅｰ後2500cc四駆)があと半年で5年目の車検となるので、デリカとエルグランド(2500㏄FF)に試乗しました。試乗は地方の一桁国道と流れの速い高速、そしてデリカのみ積雪山岳路です。
候補は、雪山で使用するため「ブレーキでデフロックができる四駆ミニバン」で日本車ではこの二車種しか見つかりませんでした。
この試乗記の比較は今乗っているプレサージュと同日試乗したエルグランドとなります。
結論はデリカは非常にいい車で、エンジンとCVTの制御が改善され、騒音と加速が対策されれば購入したいと思います。なお、これは今乗ってる車との比較になりますので、騒音と加速が気にならない人にはお勧めです。

満足している点

プレサージュと比べてよかったのはまず、車体の剛性です。昔初めてBMW(E39)に乗った時の、金庫の中にいるような剛性を思い出しました。日本車でもこんな車があるのかと思いました。
次に、回頭性です。一般にFFベースの車は少し早目の速度でカーブに入ると外側へ持って行かれますが、デリカはまるでFRのように鼻が切れ込みます。ひょっとしたら何らかの電子デバイスが介入しているのでしょうか。
雪上の性能はさすがという感じで、下り坂凍結路でパドルシフトを多用しましたが非常に使いやすかったです。
シートは低反発ウレタンのように体を包み、疲れにくそうな感じです。乗り心地も一般道では上々ですが、少し柔らかいので超高速走行には向かないかもしれません。
オートスピードはメーター読み115㎞(たぶん実速100㎞)まで設定でき、定速走行は音も静かで平和な走りです。燃費計は短時間の試乗では使い方がわからなかったのですが、きっと燃費もよさそうです。

不満な点

三菱車は初めてなので最初にﾅﾋﾞにびっくりしました。地図を見ても道路が漫画チックに描かれていて道幅のイメージがわかりません。また、経路案内もいろんな人が指摘している「遠回り案内」を目の当たりにしました。慣れれば問題ないし、いやなら付けなければいいのですが、今までいろんな会社のﾅﾋﾞを使って来てこんなのは初めてです。
最大の課題は動力性能と騒音です。
動力性能は発進時は問題ないのですが、流れの速い高速の流入でなかなか時速100㎞に届かず、やっとの思いで走行車線のトラックとトラックの間に入りました。追い越し時も120㎞から踏んでも軽やかに加速してもらえません。一方山岳の急な上り坂ではあまり力不足を感じなかったので、設計コンセプトが高速向きではないのかもしれません。
次に騒音ですがメーター読み時速115㎞ではいいのですが、120㎞位から風切音とロードノイズが盛大になります。
同じ4気筒のエルグランドが静かだったので遮音材の問題かもしれません。
最後にCVTですが、エルグランドがまるでﾄﾙｺﾝATのような自然な加速をするのに対し、デリカは軽自動車みたいに先に回転が上がってから車速がついてくるので余計うるさく感じます。
素人考えですがデリカの動力性能の問題点はエンジン排気量ではなくCVTの制御かもしれません。そうしないとエルグランドのエンジンはプレサージュと同じ4気筒で特別静かでも力強いわけでもないので説明がつきません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験