メルセデス・ベンツ Eクラスハイブリッド のみんなの質問

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日本メーカー、海外メーカーの「リコール件数」の違いについて。

日本メーカーのリコール数はとても多い気がします。一方、米国欧州メーカーのそれは、少ない気がします。
この差は、何を意味するのでしょうか?
日本メーカーの品質が悪い、とは考えにくく。海外メーカーはあまりリコールを発表しないだけ、のように感じるのですが。
日本メーカーは何かとバッシング(売れすぎ)を受けるので、その前にチクイチ、リコール申請。
海外メーカーは、そのようなバッシングがないし、あっても政治的圧力でもみ消すので、リコールをいちいちしない。
・・・・でも、結果的に、日本メーカーの品質がさらに高められる気がするのですが。。。
詳しい方、解説お願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ドイツ車も一時期リコールを連発してましたよ。日本国内だと、輸入車のシェアがトータルで5%にも満たないので、該当のモデルを所有していないと気づかず目立たないだけです。

これは1989年にベルリンの壁が崩壊後、90年代後半に各EUメーカーが賃金の安い旧東欧へ工場を移転させます。やはり89年のレクサス発売で、高級車メーカーが危機感を持ちコストダウンに動き始めたのです。

ところが旧東欧は旧西側とは労働意識が違い、部品のQCを大きく落とすことになります。これが原因となり、2000年代に入ったばかりのEU車はリコールを連発します。この頃のベンツEクラスが、ブレーキでリコール台数の記録を塗り替えたはず。

高価格な車を買った人は、これでみんな激怒してましたね。1000万円級の車で故障が続発、リコール連発ではねぇ…

これと同じことが、今の日本メーカーで起きています。超円高によって、5~6年前から賃金の安い中国へ部品生産を移管したのです。
これまでは中国向けのモデルに限って作っていた部品を、ワールドワイドに使うようになっています。

また、ここ数年で日本車はパーツの共通化が極端に進んでいます。モデルが違っても、中身は○○の車と一緒…というモデルが多く、これが一つの部品でリコールが出るとその影響が世界中の広範囲に及び、リコール台数が膨大な数になるという結果になっています。

昔のリコールは、新機能で部品生産のノウハウが足りないことに対してがメイン(ベンツのリコールはこれ)でしたが、最近のリコールはステアリングボックスなど何十年も作り続けた定番の部品に対して起きています。
これは、部品の強度を余力が無いくらいに削っている証拠にもなります。

ダイムラーが作ったリコール台数の記録は、早々にホンダとトヨタが競うように塗り替えることとなります。

質問者からのお礼コメント

2013.1.4 13:11

よく分かりました。詳しい解説に感謝申しあげます。minarokuさんもありがとうございました。

その他の回答 (1件)

  • 海外メーカーもリコール出してますよ。
    あまり報道されないので目に付かないだけです。
    ドイツ車は少なめですが、GMはトヨタの10倍とか言われてます。

    http://getnews.jp/archives/51164
    http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/data_sub/data002.html

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