メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 「フロント回りから伝わる異音、違和感はW2...」のユーザーレビュー

フロント回りから伝わる異音、違和感はW2...

2007.5.8

総評

フロント回りから伝わる異音、違和感はW211-E320CDIとC240の試乗でも程度は軽いものの感じられている。
この症状はメルセデス製ラックピニオンステアリングの宿痾の様な気がする。
私の車はギアボックス交換、スタビライザーの取り付けの調整（ボルト増し締め）を持ってして一応収束したものの、願わくばリサーキュレーティング・ボール式の復活を望みたい。
ステアリングシャフトカバーパーツと他部品との接触による異音も後日発生しパーツ交換となった。どうもこのあたりが私のW203の鬼門のようだ。

エアコンの異臭は車の停止前に30分ACOFFでエバポレーターの乾燥を図る事で自衛している。でも冷房と暖房の切り替えが頻繁な5月の気候では異臭はなかなか止まらない。
但し、これは国産輸入問わずして起こるので大目に見ている。

内装の浮きは最近目立ち、リアゲートの内装材（ルームランプ周辺部）は全部交換となった。フロントガラスにはサンシェード遮光を欠かさず、フロント以外のガラスには赤外線カットフィルム（ソーラーガード）をしているにもかかわらず、浮きが出るのはいささか悲しい。

W204の内装、特にメーターパネルは魅力的だが、多くのハードがW203のキャリーオーバーであるからしばらくは静観。願わくば上記不具合の解消と、燃費改善を望む（絶対的な排気量から考えると優秀でもなんでもなくなった）。
直噴等の技術導入とあわせ、低オクタン価対応（88RON)も願いたい。

YANASEは担当者（営業・メカ）への最小限の気配り（感謝の言葉等）が後々のサービスに効く。礼を尽くせば応えてくれる。

今から新車でW203は薦めないが、後期型の中古は狙い目かもしれない。

満足している点

乗り心地、外装のヤレの少なさ。車両感覚の掴みやすさと良く切れるステアリングがもたらす抜群の小回り性。
ディーラー（YANASE)の対応の良さ。
高速燃費（15kmは堅い）。
実用性をギリギリ損なうことなく得た流麗なリアゲートラインは今を持ってしても美しい。

不満な点

先の投稿にもあったが、フロント足回りの異音が（コトンとした手応えといった方が良いか？）、轍通過、キャッツアイ、マンホール蓋等の、小段差乗り越えの時に発生する。
特にステアリングを右に切ったときに、小段差を通過すると発生頻度が高い。
故障しているようで気分が悪い（工場では再現しにくく、目視診断では正常とのこと）
ステアリングの復元力の低さ、ラバリーな重さ（女性には酷、Eはきわめて軽し）。
エアコンの異臭。市街地での燃費悪化（7km台）。HIDでない場合でのランプの暗さ。エンジンの低速トルク不足。

傷が付きやすいオーディオ・ウッドパネルなど内装部品類は弱い印象がある。
①機構が複雑で（左右開き）蓋が脱落するセンターアームレストカバー（最終型C240ではアリゲータタイプのものに変更となっている）。
②リアゲートで一部浮きが発生した（メルケア交換）。
③静電気が逃げにくい内装材。

塗装は擦過傷には強いが、ピンポイントの衝撃には弱く、割れると剥がれやすい。
タッチアップペイントは耐候性が弱く容易に剥離又は変色する（アラバスターホワイトの場合）。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験