メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 「購入2年後のレポート。W204が発表され...」のユーザーレビュー

購入2年後のレポート。W204が発表され...

2007.1.23

総評

購入2年後のレポート。W204が発表され在庫のみとなったW203だが、W204でデザインの方向性が変わっており、W203のエクステリアの魅力はまだ健在と思う。
車体の剛性感では最新の国産車（スカイライン等）などに越されたと感じるが、6年前のボディで実現していたことを考えると、やはり作りの良さを感じざるを得ない。
塗装も強固であり、見た目のヤレ度も最小限である。
排気量に不満があれば最新V6エンジンと7ATを備えたモデルもあり、このあたりの仕様はW204となっても同じ。
値引きや他の部分の熟成を鑑みると値打ちがあるだろう。
ワゴンの場合、乳･幼児の4人家族でも積載量に不満はなかった。

ディーラーであるヤナセとのコミュニケーションは、最初は言葉の行き違いなどがあったが、具体的な写真、図などを添えて不具合をメモ等の文章にして渡すようにした所、格段に質が向上した。
ユーザーにもディーラの担当者、メカニックに判りやすく伝える工夫が必要である事を認識した出来事だった。

『最新のメルセデスは最良のメルセデス』と言われた事もあるが、正確にはMC後の方がより安心である。
W204でMCを待つなら最低4年かかる。
モデル末期のW203という選択もある意味賢いのではと思う。
モデル末期で値引きが増し、実用性と価格のバランスが良くなった今がお薦め。

尚、W203で『威張り』を期待する事は全く無駄である。
贅沢だが、道具として普段使いすることが正しい使い方と思っている。

満足している点

全体的なヤレの少なさ。
特に塗装は強固で、青空駐車＋洗車機使用にも拘らずヘアライン傷が皆無に近い。
良い舗装面での乗り味の良さ。
極めて静粛で振動の少ないエンジン。3速ホールドで速度は100km、回転数は4500rpm程度になるが、ロードノイズのほうがエンジン音＋排気音を上回る。
チープと考えていたシートも予想外に出来が良い。800km程度の走行で腰の疲れなどはない。
舵の座りがよく長距離走行に非常に適したセッティング。
満足できる燃費（平均9km)
そこそこ高級な雰囲気を保つインテリア
購入したディーラーの対応（修理の出来、代車準備、レスポンスの良さ）

不満な点

悪路での乗り心地の悪さ（ボディは強固で不快感は少ないが、良舗装路とのギャップが大きい）。
遮音性の低さ（ロードノイズが大きい）
S/Cゆえトルクの盛り上がりが急激であり、慣れを要する。
やや重くオフセットしているパワステ。
ATカプラーからのオイル漏れ、パワステの異音等、新規採用からすでに長い時間を経ているにも拘らず、故障、不具合に改善等の進歩が見られないこと。
エアコンの異臭がたまにある事
渋滞時の燃費悪化

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験