メルセデス・ベンツ Cクラス カブリオレ 「ゆったりとオープンを楽しもう」のユーザーレビュー

ゆったりとオープンを楽しもう

2019.1.16

総評

メルセデスベンツの車は初めての所有ですので、以前のモデル、他のクラスとの比較はできません。評価基準がスバルレガシィワゴン、ポルシェ911(993)となります。
慣らし運転中でエンジン回転数は3000rpm/min以下に抑えつつ1000kmほど走行したところでの感想です。
　ステアリングの右側のダイナミックセレクトレバー、いわゆるシフトノブが国産車のウインカーレバーのポジションにあるのは、慣れが必要です。ふだんから輸入車を運転している場合は、ワイパーのスイッチの位置なので、運転中に間違って触る可能性はかなり低いです。
　アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックについては、疲労軽減に役立ちそうです。アクティブステアリングアシストはしっかりと働いてくれて驚きです。ただし、直線区間や緩やかなカーブの範囲では、ステアリングを握っているにも関わらず、運転者がステアリングを握っていないという警告が出やすいのが煩わしく感じます。パークトロニックは1回だけ使ってみましたが、切り返しもしてくれてお任せできそうです。使える条件が限られるのが難点です。
　リヤビューカメラは夜間も画像は鮮明で安心できます。
　音声コマンドはまだ使いこなせていません。
　オープン時のエアスカーフは外気温10℃位でも暖かく走行できます（リヤシートは寒いけど）。
(2019,11,5追記）真夏の日中を除けば、オープンにして運転することが心地よい。

満足している点

マルチビームLEDヘッドライト（アダプティブハイビームアシストプラス）はひじょうに明るく、ポルシェ993（HIDですが）に比べると、夜間の運転が安心できるようになりました。
外装色ポーラーホワイトとダークレッド、内装色クランベリーレッドが気に入ってます。
オープンで走り、家族みんな喜んでいます。
(2019,11,5追記）エアサスは良いと思う。９９３に比べると身体への負担が軽くなっているように感じる。

不満な点

音響については普通のレベルといった感じで、とくに優れているとは言えないです。
(2019,11,5追記）オートマチックのワイパーの作動タイミングの反応が今一つ。雨が降り出していても、なかなか動き出さない。一定時間の間隔で動く従来からの間欠ワイパーのポジションが欲しい。
詳細は省くが、ナビのVICSの渋滞情報の表示の不具合がある。代車で乗ったC180セダンでも発生していたので、個体の問題ではなく、システムのプログラムの問題のような気がする。残念ながら、相談したディーラーでも対応できていない。
エアキャップは、夏前後の時期は虫取り網そのものになってしまう。メンテが大変になるので使用タイミングは注意。

デザイン

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走行性能

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車重が重いため、エンジンのパワーは十分とは言えませんが、通常の市街地走行、郊外バイパス走行で決して遅いというわけでもありません。ゆったり走る車として購入したので問題はないです。ブレーキはしっかり効きます。ダストも出ますが。
(2019,11,5追記）日常生活においての通常の使用で困ることはない。ステアリングの重さ、反応は自分の感性に合っているので満足している。個人的にはこの車でサーキットや峠で頑張ることはないだろうと思います。

乗り心地

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足回り、乗り心地は19インチにもかかわらず、段差での突き上げもなく、マイルドですが、ふわふわしているわけではないです。エアボディコントロールサスペンションの良いところでしょうか。結構気に入っています。

積載性

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トランクスペースはラゲッジカバーを下げている時は、高さが十分確保できないので収納する荷物の形に注意が必要です。ソフトトップを開けるつもりがなければ、ラゲッジカバーを上げて、深さ（高さ）を確保できます。

燃費

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市街地では６～9km／L程度
郊外、長距離では11～12km／L程度
(2019,11,5追記）タイヤのサイズで変化（約１〜２km/L）があった。当然19インチの方が悪い。

価格

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故障経験

納車後すぐにダッシュボード左側周辺でキシミ音が出ていたため、すぐにディーラーで対応してもらいました。パーツが接触している部分にフェルトを貼るという対策でした。
(2019,11,5追記）水温計上昇の警告灯が出た。ディーラーでインタクーラー冷却用の電動ポンプの不作動の検知と診断されて、ドイツ本国から取り寄せて部品を交換してもらった（保証）。