マツダ RX-8 「最近の車には少ない、独自性のあるデザインから車が放つ独特の雰囲気。 この後期型TypeRSは、威圧感の増したデザイン。 観音開きドアは独特で、ある」のユーザーレビュー

最近の車には少ない、独自性のあるデザインから車が放つ独特の雰囲気。 この後期型TypeRSは、威圧感の増したデザイン。 観音開きドアは独特で、ある

2009.10.7

総評

最近の車には少ない、独自性のあるデザインから車が放つ独特の雰囲気。
この後期型TypeRSは、威圧感の増したデザイン。
観音開きドアは独特で、ある意味スーパーカーの様でもある。

運転していて、楽しいと思わせてくれる、車からの様々なインフォメーション。
ただし、絶対的な楽しさだけを考えると、同社のNAやNBロードスターの方が、確実に上です。
NCロードスターとの比較だと、引き分けでしょうか。。。
RX-8は、単純な楽しさではなく、BMWのようなオトナな楽しさです。

特に、ステアリングインフォメーションは、MAZDAのSPORTのそれで、電動パワステとは思えない、手応えのシッカリしたステアリングで、これは正に意のままに操れる感覚。

世界唯一のREは軽快なレスポンスでレッドゾーンの9000r.p.m.まで滑らかに一気に吹け上がり、まるでレーシングカーのよう。
そのREから奏でられるサウンドは、純正マフラーでも満足してしまう調律された高周波の排気音と相まって、気分は1991年にルマン優勝を果たした787B。
また、日本で乗る限り、巷で言われているパワー不足は感じません。

街乗りに肝心な乗り心地は、225/40R19サイズのタイヤとは思えないもので、ロールが少なく、しなやかで適度な硬さの、ドイツ系スポーツセダンのような感覚。
ボディー剛性も高く、総合的に感覚的にはE36やE46のBMW M3や、VW R32のような感じですね。

購入して後悔はしない、良い車に乗っている感覚が満点の高い完成度の車。
マツダは、価格設定を間違っているのでは?と思わせるほどの物。
感覚的には、500万円位してもおかしくないと思わせるものです。

1.3Lのエンジンから235psを搾り出している時点で、仕方が無い部分だとは思いますが、街乗りでの燃費は厳しいです。

この点が気にならない方で、4人乗りのスポーツカーや高級なドイツ車的な乗り味が欲しい方にはお勧めの一台です。

満足している点

・純正のままでも満足できる高い完成度。
・ロータリーエンジンのハイレスポンスでシルキーなフィーリング。
・ロータリーエンジン独特の高周波ロータリー排気音。
・RSの専用の装備品。

主な専用装備品
-エアロパーツ(フロントバンパー,サイドスカート,リアスポイラー)
-BBS製19インチ鍛造アルミホイール
-専用ビルシュタインダンパー
-専用ブッシュ&スタビライザー
-ハーフレザーのレカロシート
-専用赤ステッチのインテリア。
etc...

不満な点

・渋滞での燃費の急激悪化。
・渋滞時のロータリーエンジンの低回転時の取り扱いのシビアさ。(*純正で、社外軽量フライホイールのような感覚)
・ドアミラーの視界性の悪さ。
・リアシートが倒れなく、荷室が広大できない点。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験